2016年 第10戦・レッドブル・リンク -オーストリアGP

予選は最後の最後でイアンノーネがポール。ロッシがその直前に最速を出すが逆転された。
ドカティの2台が好調。
2番手ロッシ、3番手ドビジオーゾ。イタリア勢がフロントロー。ロレンソ4番手。マルケス5番手。ビニャーレス6番手。
FP3でマルケスが転倒し方を脱臼してしまうがその後の予選も走行。その影響からかイマイチ調子が上がらなかった。

1周目：ホールショットはイアンノーネ。ドビジオーゾ、ロッシ。ロレンソ、マルケスと続く。ロッシがドビジオーゾをパスし、2位へ。イアンノーネもパスしトップへ。
2周目：ロッシのインをイアンノーネ、ドビジオーゾがパス。その間をぬってロレンソが一気に2位へ。
3周目：ロッシがストレートエンドでドビジオーゾをパス。しかし、ドビジオーゾがすぐに抜き返す。
4周目：ロッシがインを付くが失敗。マルケスに先行されて5位。
5周目：トップのイアンノーネをなかなかロレンソは抜けない。トップ集団は6位のビニャーレスまで。
6周目：マルケスがブレーキングでミス。ロッシが4位へ。ドビジオーゾがロレンソをパスし2位へ。
9周目：トップ6台はほぼ等間隔。抜け出るものも、脱落するものもまだ居ない。
10周目：ドビジオーゾがイアンノーネをパスし。トップへ。イアンノーネだけがタイヤ選択は前後柔らかめ。
13周目：ドビジオーゾがペースを上げる。3位、4位のロレンソ、ロッシはついて行けないか？離れだす。
15周目：ぬけ出すと思われたドビジオーゾだが引き離せない。イアンノーネがファステストで踏ん張る。
20周目：ドカティ2台のペースが落ちずにヤマハの2台を引き離し始める。
21周目：マルケスは4位のロッシから大きく離され5位走行。
22周目：イアンノーネがトップへ。
25周目：イアンノーネファステスト。
26周目：4位ロッシはロレンソの後ろで走行してるが抜くまでのペースは上がらない。
28周目：イアンノーネ逃げ切りmotoGP初優勝。
2位ドビジオーゾ。ドカティがワンツー。
3位ロレンソ、4位ロッシ、5位マルケス。

一人だけダイヤチョイスが違ったイアンノーネが今日は終始安定して走行。
前半のポカはこれでチャラ？

中盤までは逃げきれるかと思われたドビジオーゾは一歩及ばず。

ここ2戦の不調を払拭したロレンゾ。マルケス、ロッシの前でのチェッカーはこのレースでは十分な成果？

チャンピオンシップはトップのマルケスにロレンソが43ポイントと5ポイント詰め寄る。