Fortune knocks at everyone's door

幸せはみんなの扉をノックする

3周年

2007-10-24 21:37:02 | Weblog
本来なら昨日振り返るべきでした。昨日で中越地震から3年が立ちました。振り返ると,地震以来の私は激動でしたね。
 地震発生当時,私は職場にいて(土曜の夕方だったが),大慌てで校内の破損個所を点検し,その間にも震度6とか5がバンバンきて,校内で死ぬかと本気で思いました。その後すぐに避難所となったその前任校の避難所の手伝いをし,やっとアパートの様子を見に行ったのは11時すぎ。途中の道路は,街灯がすべて消えていて,明かりがなく,人が道ばたにあふれ,まるで地獄絵図のようでした。部屋に入ってすぐに「もうここでは住めないなぁ」と感じ,取る物だけ取ってまた学校にもどり,徹夜で手伝いしてました。そこからずっと風呂にも入れず,学校に寝泊まりし,4日目にはフラフラでダウンし,そのご知り合いや,よくしてもらった教え子の親御さんから「泊まりにおいでよ」なんて温かいご厚意をいただき,ほんとに人の温かさを感じました。一人暮らしの私にとって,いろんな人に助けられ,生かされている事を実感した地震でした。
 あれよという間に引っ越しをし,地震をきっかけに一つの恋なんかしちゃったり,親に助けてもらったり,一回り成長しました。
 もう2度とあんな目には遭いたくはないですが,経験できたことは自分の財産になったかな?ある意味地震に感謝する面もあるかな。
 この間,柏崎では同じようにまたありましたが,本当に切ないことですね。やっぱりもう2度と起きてほしくはありません。
 驚いたこと:震度6では,どんだけ冷静に考えても,揺れてる間は,思い通りには絶対に動けない。初めて本気で机の下に反射的に入っていた自分がいたこと。

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