サッカー女子日本代表(なでしこジャパン)は2日から、ポルトガルで行われる国際大会「アルガルベ杯」に臨む。強豪ぞろいの同大会は、6月開幕のワールドカップ(W杯)ドイツ大会の前哨戦となる。
W杯は6大会連続出場となる日本の過去最高成績は95年大会のベスト8。08年の北京五輪でメダルにあと一歩に迫る4位となり、今回は五輪、W杯を通じて初のメダル獲得がなるかが焦点だ。
佐々木則夫監督は「北京でベスト4に入ったが、ベスト4では応援してくれる人も納得しない。メダルを取ることを意識して準備したい」と話す。金メダルを獲得した昨年11月のアジア大会は国内組で臨んだが、今回のポルトガル遠征は欧州組4人を加え、23人を選出した。最年長は36歳のGK山郷のぞみ(浦和)で、最年少は初選出で18歳のDF斉藤あかね(宮城・常盤木学園高)。「ベースになる選手と、チャンスを与える選手」(佐々木監督)という編成で、戦力を見極める。
戦術面では、男子日本代表監督の「ザッケローニ流」を加味する計画だ。男子の練習を見学した佐々木監督は「ザックさんの代表は前線が動き回る。もっと流動的に動くことをプラスしたい」と話し、今遠征では攻撃面のレベルアップを目指す。主将のMF宮間あや(岡山湯郷)は「勝ちを意識すると同時に、質もこだわりたい」と話している。
女子日本代表は2日に米国、4日にフィンランド、7日にノルウェーと対戦。9日に順位決定戦を行う。【江連能弘】
◇澤「今年中に釜本超え」
女子日本代表の大黒柱、MF澤穂希(INAC)は、男女を通じた日本代表歴代最多得点記録の更新に期待がかかる。現在、男子の元代表FW釜本邦茂と並ぶ75点で、澤は「今年中に絶対達成します」と「釜本超え」を誓う。
ポルトガル遠征に臨む代表チームでは、年齢は上から2番目の32歳。3人の初選出の選手がいる中、自身の役割について「いいプレーをフィールドで見せることで、若い子が感じてくれれば」と背中で引っ張るつもりだ。
◇アルガルベ杯の組分け
【A組】日本(国際サッカー連盟ランキング5位)、フィンランド(16位)、米国(1位)、ノルウェー(7位)
【B組】スウェーデン(4位)、中国(13位)、アイスランド(17位)、デンマーク(14位)
【C組】ポルトガル(39位)、チリ(46位)、ウェールズ(47位)、ルーマニア(37位)
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W杯は6大会連続出場となる日本の過去最高成績は95年大会のベスト8。08年の北京五輪でメダルにあと一歩に迫る4位となり、今回は五輪、W杯を通じて初のメダル獲得がなるかが焦点だ。
佐々木則夫監督は「北京でベスト4に入ったが、ベスト4では応援してくれる人も納得しない。メダルを取ることを意識して準備したい」と話す。金メダルを獲得した昨年11月のアジア大会は国内組で臨んだが、今回のポルトガル遠征は欧州組4人を加え、23人を選出した。最年長は36歳のGK山郷のぞみ(浦和)で、最年少は初選出で18歳のDF斉藤あかね(宮城・常盤木学園高)。「ベースになる選手と、チャンスを与える選手」(佐々木監督)という編成で、戦力を見極める。
戦術面では、男子日本代表監督の「ザッケローニ流」を加味する計画だ。男子の練習を見学した佐々木監督は「ザックさんの代表は前線が動き回る。もっと流動的に動くことをプラスしたい」と話し、今遠征では攻撃面のレベルアップを目指す。主将のMF宮間あや(岡山湯郷)は「勝ちを意識すると同時に、質もこだわりたい」と話している。
女子日本代表は2日に米国、4日にフィンランド、7日にノルウェーと対戦。9日に順位決定戦を行う。【江連能弘】
◇澤「今年中に釜本超え」
女子日本代表の大黒柱、MF澤穂希(INAC)は、男女を通じた日本代表歴代最多得点記録の更新に期待がかかる。現在、男子の元代表FW釜本邦茂と並ぶ75点で、澤は「今年中に絶対達成します」と「釜本超え」を誓う。
ポルトガル遠征に臨む代表チームでは、年齢は上から2番目の32歳。3人の初選出の選手がいる中、自身の役割について「いいプレーをフィールドで見せることで、若い子が感じてくれれば」と背中で引っ張るつもりだ。
◇アルガルベ杯の組分け
【A組】日本(国際サッカー連盟ランキング5位)、フィンランド(16位)、米国(1位)、ノルウェー(7位)
【B組】スウェーデン(4位)、中国(13位)、アイスランド(17位)、デンマーク(14位)
【C組】ポルトガル(39位)、チリ(46位)、ウェールズ(47位)、ルーマニア(37位)
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