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2度目の世界陸上でメダル狙う=競歩男子20キロの鈴木

2011年03月01日 | 日記
 今夏に開かれる世界陸上選手権(韓国・大邱)で、競歩男子20キロの鈴木雄介(富士通)が代表に内定した。2月の日本選手権(神戸)で初優勝し、2009年ベルリン大会に続く世界陸上の切符を手にした。
 ベルリンでは42位と惨敗。その悔しさを糧に昨年3月に1時間20分6秒の自己ベストをマークした。「ベルリンでは経験を積ませてもらった。今は3位という大目標を持てるようになった」。競歩では五輪、世界選手権を通じて日本初のメダル獲得に挑む。
 石川県の能美市で、3人兄弟の末っ子として育った。小学校から陸上クラブで長距離に取り組み、中学時代のコーチに「動きがいいから競歩をやってみないか」と、勧められたことが転機となる。遊び半分で競歩も始めると、「とんとん拍子で結果が出た。中3で世界が見えてのめり込んだ」。小松高3年時には世界ユースで3位に入った。
 富士通の今村文男コーチは23歳の鈴木を「偏った考えを持たず、練習方法、食事なども積極的に取り組み、自分のものにしていく」と評価する。日本選手権では後半にペースが落ち、狙っていた自己ベストを更新できなかった。メダル獲得に向け、「スピードが速いなかでも余裕を持って歩き、それを20キロまで続けて、後半にペースアップできる体力をつけたい」と課題を掲げた。 



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