パリの名門校、ライシテ論争で補助金を失う トム・ヘネガン

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2024年1月25日 タブレット
パリの名門校、ライシテ論争で補助金を失う
トム・ヘネガン
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フランスは世俗的な国家だが、私立学校は予算の大部分を公的補助金で賄っている。


パリの名門校、ライシテ論争で補助金を失う
モンパルナスにあるコレージュ・スタニスラスは1804年創立。
ウィキメディア・コモンズ


パリの左派政権は、同性愛嫌悪、性差別、権威主義、カテキズムの義務化などを告発する報告書を受け、市内の私立カトリック学校への補助金を暫定的に停止した。


コレージュ・スタニスラスはフランス有数の学校で、すでに世論の議論の的となっていた。 新しく教育大臣に任命されたアメリー・ウーデア＝カステラは、国の制度に不満を抱き、3人の子供を転校させた。




この論争は、カトリックの私立学校と、世俗的な国営学校との間の長年の緊張関係を再燃させた。


コレージュ・スタニスラスが保守的なカトリック教徒の間で人気があることもあり、この最新のライシテ論争はますます政治的になっている。パリを含むイル・ド・フランス地方政府の右派トップ、ヴァレリー・ペクレッセは、彼女の政権の補助金を維持した。

Prestigious Paris school loses subsidy in laïcité dispute