先日の投稿の訂正と材料価格について・・・

先日 約束手形が 2026年をめどに廃止される方向というニュースを見て、
私なりの考えを述べさせて頂きました。


かなりの部分で、誤りが有った　というか
私が知らないうちに 日本では、状況が変わっているようですので
訂正をさせて頂きます。


別に この事について、わが社が苦境に立たされる
という訳ではないので、一般知識として 知っておきたいなぁ～
的な考えで、知り合いの銀行屋さんに 連絡を取り、色々情報を聞きました。


内容としては、約束手形　というものは、実際のところ 無くならない。
紙ベースの約束手形を 廃止しようとするだけじゃないかという事です。

もうすでに 今現在も かなりの割合で、約束手形から 電子手形 というかたちに 変わって来ているらしいです。
この電子手形は、勿論紙ベースではないので、保管や取り扱いについては、かなりコスト削減できる模様で、
また、手形交換所的な場所も不必要になり、スムーズになるのと これまた不要なコストが削減出来るらしいです。

また、電子手形は、今までの紙ベースの約束手形同様に 廻す事も出来るし、割引も出来るらしいです。
ようは、紙媒体から電子媒体に 変わるだけ　という事のようです。


しかし、政府とすれば、出来る限り 銀行振り込み等に移行させ、決済を早くして
資金繰りをスムーズにしたい！！という事のようです。


ま、しかし、これについては、強制力は、勿論ない訳ですし、
業界によって、手形サイトの長さ等が違う為、業界が変わらなければ、どうしようもないだろう。。。


ようは、基本的には、その会社が その業界の体質が、変わらない限りは、
今より良くなる確率は、かなり低い。。。という感じを受けました。

下請けが、中小企業が、強くならなければ、変われないでしょうね～
やっぱりなんだかんだ言っても 仕事を出す方　モノを買う方が 強いので
そんな事言うんなら 別の会社から買うよ　別の会社に仕事まわすよ
と言われてしまうと 会社潰れちゃう　そんな会社 いっぱいでしょうからねぇ～


どうなんでしょうねぇ～　政府が号令をかけるけど　民間は、動かない
そんな感じになっちゃう可能性も かなり有りそうな気もします。。。



というような 約束手形問題より わが社として 厳しいのは、材料の高騰です。
鉄とかステンレス、真鍮　というような金属材料が、ムチャクチャに高騰しています。
多分、中国だけではないと思うんですが・・・


今日もお客さんと その事について、電話で かなりお話を聞きました。
そのお客さんが 仕入れた情報では・・・


鉄にしても何にしても金属材料を製造するには、溶鉱炉的なところで 溶かしたり、伸ばしたり
そんな事をするんですが、それには、かなりの熱が必要となりますので、何かを燃やして 熱を発生させるんでしょうが
その何か というのが、石炭が多いみたいなんです。


でも その石炭が不足している模様
石炭が不足している原因は、中国 オーストラリアがもめている関係で
オーストラリアからの石炭輸入をストップしているからみたいです。


これだけの問題ではないようにも思いますが、
私もこれが引き金になっている部分有るんじゃないか？？　とは、思っていました。


とにかく ムチャクチャ高くなっています。
今日も 真鍮材を使った加工品の値上げ依頼が来ました。
この状況では、ある程度は、しょうがないかなぁ～　とか思いつつも
チョット価格的に厳しいので、再検討依頼しました。
まるまる受け入れていては、赤字になっちゃうし、お客様への値上げ幅のごっつい事になってしまいます。
となれば、逃げられちゃう可能性もないとは言えませんし・・・


これについて、かなりわが社としても厳しいです。


いやはや 受注も少なくなっていますし、原価もアップしそうですし、レートの動きも わが社にとっては、厳しい方向で動いていますし、
今年は、ホント色々難しい鍵取りになりそうです。