スクラップ&ビール

日々の切り貼りです。

とり憑かれてベイビーver3

2021-04-02 | 四とか九とか千とか

とり憑かれてベイビー
三日三晩ベイビー
熱に浮かれベイビー
君だけの夢を見た

金縛りでベイビー
目だけ動いてベイビー
ベッドの隅にベイビー
君が浮かんでた

目を覚ませと
おぼろ月が言う
もったいないと
枕を抱えた


驕り奢られベイビー
飲んで呑ませてベイビー
食って喰われてベイビー
夜も世も老けゆく

毒を食らわばベイビー
皿まで舐めてベイビー
シェフにチップをベイビー
呆れ飽きるまで

それでいいのかと
おぼろ月が聞く
まっぴらごめんと
酔った振りをした








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とり憑かれてベイビー

2021-03-16 | 四とか九とか千とか

とり憑かれてベイビー
三日三晩ベイビー
熱に浮かれベイビー
君だけの夢を見た

金縛りでベイビー
目だけ動いてベイビー
ベッドの隅にベイビー
君が浮かんでた

驕り奢られベイビー
飲んで呑ませてベイビー
食って喰われてベイビー
夜も世も老けゆく


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踊ろう、その日まで

2021-03-05 | 四とか九とか千とか
荒れ果てた土地には一輪の花も咲かず
どこからか吹いてくる風は
流行り病(はやりやまい)を連れてくる

やがて頭が侵されて踊り狂って 踊り狂って

その横で誰かが演説をしはじめる
それはとても立派で
知的で非のうちどころがなく

踊りながら拍手喝采握手を求める手 手 手…

でもその間に荒れ野に種蒔く人々の願いは
ビルの谷間の
交差点の中に消えた

みんながみんな いっぱしの筋の通った考えを持ち
機関銃のようにまくしたて それは正しいと信じてる

でもそれはどこからどこから手に入れたんだろう
指先のつぶやきから刺激を商うメディアから
饒舌な知識は
まさか自分の頭の中からじゃないだろう

俺の今話してることは
俺が本当に言いたいことなのか
後ろに誰かいないかい
振り返ってみるのが恐い
俺を操ってる誰かが
後ろでそれでいいんだと笑っていないかい

荒れ果てた土地には一輪の花も咲かず
どこからか吹いてくる風は流行り病を連れてくる

そして僕らは今日も踊り続ける
そして彼らは明日も笑い続ける
そしてどこかで泣き声が聞こえる
だけど僕らはずっと踊り続ける
君が泣く日まで、僕が泣く日まで

だけど僕らはずっと踊り続ける
君が泣く日まで、僕が泣く日まで

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R

2021-03-04 | 四とか九とか千とか
右も左もわからないまま 
彼に正しいものは彼自身
明日になればまた顔が変わる 
人生は無邪気な小猫のようなもの

彼が賢明だと言われた理由(ワケ)は
彼が決して心の内を見せなかったこと
今日の味方は明日にはわからない
勝手な風が吹き荒れる時代に

彼の表面(おもてづら)は流行(はやり)の論
酔って荒ぶる暗殺のプランに
俺たちの時代が来ると激する友に
彼はいずれ来る別れのときを思っていた

机上の空論は無限のユートピアを創り 
大風呂敷は開かれたまま死人(しびと)が増える

彼の愛した海から銃声が聞こえる
彼の生まれた国は痴話喧嘩で忙しいというのに
狂信の刺客がまたひとり闇を駆ける
誰かの身勝手なサクセスストーリーのために

彼ははっきりとその日を感じていた
理屈ではなくその体と足と目で
誰かの首がすげ変わるだけではなく
誰も見たことがない新しい時代が来ることを

悲劇は彼の夢がその向こうにあったこと
七つの海を駆け巡るその日のために
彼は時代を創りはじめる
遙かな時を超えて世界の「JAPAN」を

世の人は我を何とぞ言わば言え 
我なすことは我のみぞ知る

平穏に慣れきった人々が慌てる
その場逃れの気弱な決断を下してる
彼らに未来のビジョンは何もないというのに
言葉も肌の色も目の色も違う訪問者(ビジター)が笑う

多くの彼の仲間が倒れていく
生き方は違っても情熱は同じだった
泣かないと決めたのはいつの頃だったろう
彼が率いる男たちの名は海援隊

彼は夢を抱いたまま空に消える
新しい時代の行く先を告げて
自分の分身さえも残せないままに
いつも遙か未来を見つめていた男

なにをくよくよ川端柳 
水の流れを見て暮らす

世の人は我を何とぞ言わば言え 
我なすことは我のみぞ知る



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コラム4の99.秋風にトホホで1句。

2005-10-07 | 四とか九とか千とか
05.10.7

『追い風に 肛門丸見え 秋哀し』

とある日の散歩で詠んだ1句どす。最近、ロク、軟便なのねん。取りにくいのねん。と、健康の心配よりもつかみにくさに愚痴をゆー親分だす。あんだけ元気やったら心配する値うちなし~(合掌)。
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コラム4の1.庭で一句。

2005-07-02 | 四とか九とか千とか
シオカラを 見つけて一杯 ひっかけに
わかりますでしょか、タヌキの傍の木の枝高くシオカラトンボがとまったのをオモチャデジカメのAXIA「eyeplate」でパチリ。構図を観てひょこっと思いついた一句だす。
夏の夕方、シオカラトンボを見つけたタヌキが塩辛で一杯を連想して、たまらず行きつけの店にひっかけに行くっちゅーストーリーなわけやね~。どない?
と、ま~、コラム4はロクに関係なくこんないきあたりばったりのヌルい感じでやっていきます~。
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