未来につなぐ社会を創る リエゾン地域福祉研究所

地域包括ケアと医療・福祉・介護スタッフ育成/社会福祉法人の地域貢献/しあわせなエイジング

相互理解を実感できるコミュニケーション

2008年10月04日 | セミナー・研修・講演のお知らせ 
きのうは あるデイサービスのスタッフ研修でした

いろんなかたとのコミュニケーションがあるなかで 

「お互いにわかりあえた」という実感を得たい

それが 今回のテーマでした


まずはアイスブレイク代わりに

日々感じる「わかりあえないなぁ」と思うことをブレスト

グループで おもいつくまま出し合います

ここで 「仕事でなくてもいいですよぉ」とお伝えしていたのですが

意外にも 家でのことや 趣味などの人つながりでおこった

う~~~ん… と悩むことがあげられたりしています

こうして わかりあえないことを出してもらうことで

①わかりあえない未完了感を味わう

②わかりあえないコミュニケーションは日常に起こっていることを再確認する

この2つを確認しました


さぁ そのあと 本題にはいります

分かり合えるコミュニケーションの5つのポイントをお伝えしました

ゴールを伝える

~会話のゴール(目的)をきちんと相手に伝えよう~

なんのために話をするのか?自分だけがわかっていて相手がわかっていない

そういうことが意外によくあります

この時点ですでにすれ違いが起こってる…

相手に喋ってもらう

~本音をだしてもらおう~

こちらがいいたいことだけをこちらのペースで伝えても 

「聞いた」けれど「わかった」には至らない

だから 本音を語ってもらおう おもいを伝えてもらおう

ここで 会話の主導権を相手に預けることができる

NOを言わない

~それはちょうどよかった! YES AND~

否定しない 断らない 相手の意識を拒絶しない

組織やルールがあるからどうしても無理もあるけれど

わりとそれは相手もわかっていたりします

それを知っていてあえて無理難題を言ってくるのはなぜか?

かまってほしい ってこともあるでしょう

もっといえば 受け入れてほしい 自分のことを大事に思ってほしい

こちらが メインのニーズ…だとしたら

まずは 受け入れてあげましょう

確認と質問

~ゴールは達成できた?~

ここまで話をしてみて たどり着きたいゴールに来ているのか聞いてみようということ

腑に落ちないことや 解決できていないニーズを抱えたままになってはいませんか?

それを聞いていくのですが ただ ポイントは聴き方

「わかりましたか?」「ほかに質問はないですか?」

こうきかれても なにがわかったのかわかっていないのか

なにをきけばいいかどうか それがわからないでいることも少なくないです

そこで 聴き方を考えてみてください

「ここまで話をしたなかで」と前置きをして

「明日からこれは実践できそうですか?」

「これを人に伝えていただくことはできますか?」

「ほかに何がわかればいいですか?」など 聴いていきます

相手の答えやすい質問をさしあげてください

はい・いいえ で答えるすクローズドクエスチョン

そして 自由に答えるオープンクエスチョン 

笑顔笑顔笑顔

まずはなにより笑顔

笑顔でいる だけで 脳の活性につながります

メラビアンの法則では 話の内容は7% 表情からは55% 

が 相手の理解につながるのだそう

いつでもできることだからこそ トレーニングをしてみてください

口角があがっているだけで 自分もハッピーになりますから


さらに番外編

いつでもできることとして…

名前で呼ぶ,

ちょっとしたことをちょっとだけ言う


ということも効果的

つまり あなたのことを大切にしていますよ~♪

ということを頻繁に伝えましょう ということです



コミュニケーションは セミナーを聞いただけでは劇的には変わらない

まして 自分のコミュニケーションを変えるには 自分で意識をしなければ変わらない

今できるちょっとしたことを気にかけて実践したり

思考のくせを変えるように 発想のトレーニングをしたりすることで

すこしずつ相手との理解が深まっていく ということです



今回の研修では 愛の告白シーンや 新車の購入シーンを例え話にしながら

すすめていきましたが いかがでしたか?

笑いながら学べるセミナーが聴いてるほうも楽しいですよね

私も楽しんでいます


わかりあえるコミュニケーションは楽しい♪

さぁ 今日からやってみてください

笑顔笑顔笑顔~

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