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東大農学部 「ハチ公と上野博士」の銅像を見に行く

2017年05月24日 | 文京区

 ◆追分一里塚と高崎屋(酒店)

旧中山道が直角に曲がり、旧岩槻街道(日光御成道)との分かれ道を本郷追分といった。日本橋からの街道の一里ごとに榎を植え目印とした一里塚があった。高崎屋の脇に一里塚の碑がある。高崎屋は店の看板に「SINCE1751」とあるように宝暦元年(1751)創業の老舗で、江戸時代には両替商も兼ねて繁盛していたという。

 

◆東大農学部

明治11年(1878)に農学校として、現在の駒場東大キャンパスに開校された。のちに駒場農学校と名称を改め、東京農林学校、農科大学と変遷し、大正8年(1919)東京帝国大学農学部となる。当時、弥生キャンパスには旧制第一高等学校があり、農学部との敷地交換の話が持ち上がり成立し、昭和10年(1935)7月に現在の弥生キャンパスに移転した。戦後東京帝国大学は東京大学と改称し、昭和22年(1947)東京大学農学部となった。

 

 

◆農学資料館

農学生命科学研究科所蔵の貴重な資料を展示している。上野英三郎教授の胸像、忠犬ハチ公の臓器も展示されている。毎月8日は「ハチ公の日」としてグッズを販売する。

◆ ハチ公と上野博士像

ハチ公の没後80年を記念して、平成27年(2015)3月8に建てられた。

 

 ◆向陵碑

昭和10年(1935)農学部と第一高等学校の土地交換の際、農学部は農学碑を一高は向陵碑を、それぞれゆかりの地に建てて、相互の記念とした。

 ◆農学部建物

1号館・2号館・3号館は内田祥三設計で戦前に建てられた通称「内田ゴシック」と呼ばれる建物。農学部の中心となる3号館は東京都選定歴史的建造物に指定されている。

1号館

 

2号館

 

3号館

 

3号館地下にある生協

      

 

 弥生式土器発掘の地

 

弥生美術館 ・竹久夢二美術館

 

台東区と文京区の区境

 

◆七倉稲荷神社

江戸幕府の7つの蔵の守護神として浅草蔵前に鎮座した。明治9年(1876)現在地に遷座.

 

 

◆はん亭 

大正6年(1917)建築の3階建て建物は、登録有形文化財に指定されている

 

 

◆根津神社

 古くは日本武尊が東征の折、千駄木の地に須佐之男命を祀ったと伝えられ、文明年間(1869~1887)太田道灌が社殿を寄進した。江戸時代この地はは甲府宰相の下屋敷が置かれ、子がなかった徳川5代将軍綱吉が、兄綱重の子綱豊を養子にし、将軍継嗣としたことで、綱豊は家宣と名を改め江戸城西の丸に移った。その屋敷地を次期将軍の産土神・根津神社に寄進し、天下普請により壮麗な権現造りの社殿が宝永3年(1706)に造られた。唐門・楼門を含め社殿はすべて国の重要文化財に指定されている。

 

唐門

楼門

文豪の石

 

六代将軍家宣胞衣塚

駒込稲荷

家宣が生まれた屋敷の守り神で、根津神社より古い

葵紋

 



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