ロンドン支部 真実の人生とは何か?

2009年03月11日 04時30分51秒 | 海外、中国。韓国がらみ記事
08.07.27 ロンドン支部 What is real life ? “真実の人生とは何か?”

皆様こんにちは。
この新しい精舎で皆様に説法できることを嬉しく思います。
“真実の人生とは何か?”というタイトルを選びましたが、これは悟りに関連することです。
まず始めに、この国への今回の訪問での印象、ここ2、3日感じている事をお話ししましょう。
長い間私は、何故この国が150年程前から衰退の一途をたどっているのか、その訳を考えていました。それはまた長い間私の疑問でした。そのことを考えていたのです。そして今朝その答えを得たのです。丁度今日の朝。
それには二つの理由があります。
一つは、この国の女王は義務が最初で、自己は二番目とそう言いました。しかし、殆どの人たちはその自助努力のことを忘れています。これが一つ目の理由です。
二つ目は、古い生活様式への執着でしょう。これら二つの理由が150年の衰退への答えでしょう。
我ら日本人はこの国より、自助努力の精神を、明治時代よりこのかた学びましたが、本日その自助努力の精神を再び思い起こして頂きたいと思います。
日本においては現在この国、Great Britainはハリーポターの輸出国としてのみ知られています。ハリーポターの本の輸出国としてです。本当に嘆かわしいことです。
この国はかつて偉大な人物を沢山輩出しました。でも今はハリーポターだけが知られるのみとなりました。これは嘆かわしいことです。そしてそれを私は遺憾に思います。
ハリーポターはイングリッシュ・チャーチの敵ですが、現在ハリーポターだけが世界を駆け巡っています。そこでその理由を考えたいと思います。私が思うに、最近この国の人たちは反省ということをあまり考えず、努力をすることもあまりしないのではないでしょうか。
文明が栄えるときには沢山の光の天使がその時期、その地域、その国に生まれます。
そこで光の天使が生まれる条件とは何かという問いに答える必要があるでしょう。
光の天使の特徴は努力を惜しまない事、自分の行為に責任がとれることです。そして他人の悪口を言わず、そして他人の責任をも取ることを厭わないことです。始めに私は義務が第一、自己は第二と言いました、それはこの国の伝統的文化です。
しかし殆どの人がそれを忘れています。そこで再び何が義務なのかを考えてみたいと思います。義務とは何でしょうか?
エリザベス女王は言いました。義務が第一だと。しかしこの義務の意図するところは、ハッピー・サイエンスの私の見解と大きく異なります。
義務についてどう思いますか?義務は人間の条件です。義務とは何でしょうか? 人間の条件とは何でしょうか?人間として、どういうものが義務にあたるのでしょうか?
義務とは他人を幸福にする為、より幸福にするために生きること、そして自分の行為に責任を持つことです。勿論、家族、社会、国、そして会社に対してもそうです。
義務はとても重要です。責任をとることです。多くの責任、大きな責任、重大な責任がとれる人は偉大な人といえるでしょう。これが光の天使になるための鍵なのです。
衰退傾向のこの国の意味するところは、現在光の天使の数が少ないというこです。もしあなたがこの国の文化、文明を発展、向上させたいならば、光の天使が生まれる条件を考えなければなりません。
光の天使たちは、あまり自分たちのことは考えていません。彼らはいつも他の人々の幸福ばかり考えています。そして彼らが人々を幸福にしたとき、彼らも喜びを感じています。自己中心的な人々とは少し違うのです。
西洋文明においては、生き残るためには過剰な競争が必要という間違った考え方があります。またお金を得るため、自分の利益につながる昇進のためでもあります。
しかし重要なことは、お金持ちになることや、昇進することではありません。重要なことは、どう他の人々を幸せにするかということです。それが一番重要なことであり、光の天使としての必要条件であります。
ですから、今後あなたがたが、どれだけ沢山の光の天使たちを誕生させることができるかということが使命であり、この国が大英帝国であるか小英帝国であるかを決定付ける運命の分かれ道でもあります。このポイント次第で左右されます。どうか義務の内容を考えてください。「セルフ・セカンド」(女王陛下の"duty first, self second"の言葉)は、良い言葉です。人はよく自分のために生きることを選び、自分のことを1番に考え、義務を2番目もしくは義務などない方がよろしいと思うことがあります。
しかし、国家の衰退はこの国、イングランド、大英帝国だけではありません。欧州すべてにわたってのことであります。これはこの地域の傾向にあります。
人々はそれぞれの国や政府に頼りすぎているのです。そして責任を持つことを嫌います。
それが原因です。自立する心が不可欠です。自立するというのは難しく聞こえますし、誰にでも簡単なものではありません。しかし大切なのは最初の1歩です。初めの1歩がとても肝心です。
どうか、責任感を持つ心を取り戻してください。そして、あなたがたは他の人々を幸せにする義務があると自覚してください。どうかそのことを考えてください。
また自分は二の次。どうぞ心に留めておいてください。自分のことは二番目です。そしてそれはすべての皆さんを天国へ導くものです。
地獄に住む人々というものは、自分のことが一番で、他の人が二番と考えて行動しているもので、それは傾向性であり誤った考えです。それは動物的本能であり、動物の性質です。もしあなたが人間であるならば、あなたの家族や隣人、自国に責任感を持つべきです。それは難しいことではあります。しかし、それは、自分の思いをどのようにコントロールし、どのように決意し、どのような決断をするかという、これから先のあなた方の人生における選択にすぎないのです。
1秒しかかからない(簡単な)ことです。どのような決断を選ぶか、それによってあなた方の未来が開きます。未来の扉が開くのです。あなた方が天国へ行く人か、地獄へ落ちる人かは、この選択にかかっています。すなわち、自己を第一に置くか、あるいは、他の人を助けることを第一とするか、その選択によるのです。2つの道しかありません。あなた方はどちらの考えを取り、どちらの道を選択しますか?
簡単なことです。小学生でも答えられる問題です。ところが、大人がこの選択ができないのです。この問いに答えられない大人がいるのです。
この国は紳士淑女の国です。ゆえに私はあなた方紳士淑女に言います。「Duty(義務)を第一としなさい」と。これが本日の講義の第一ポイントです。 
本日は、演題に「What is real life ? 真実の人生とは何か?」と掲げておりますが、実は、私は「enlightenment 悟り」についてお話をしたいと思っているのです。
けれども「enlightenment悟り」と言うと、あなた方にはちょっと難しく感じられるのではないかと考えましたので、「enlightenment 悟り」という言葉ではなく、「real life 真実の人生」という言葉を使いました。この「真実の人生」というのは「悟りの人生」を意味しています。 
どのようにして悟りへと導くか(悟りへの方法)という意味で、「真実の人生」についてお話をしています。
「真実の人生」とは霊的人生です。それは自分自身の実相が「霊」であることを常に認識して生きる、ということです。 
あなた方は「霊的存在」です。そのことを、いつも忘れないでください。その自覚が、あなた方を真実の人生へと導くのです。 
もしも、あなた方が物質的人生観を持ち、物質的に繁栄することのみを考えるならば、それはあなた方を地獄へと導く考え方です。地獄への道は広くて舗装された、よい道です。
しかし、天国への道は狭く、厳しい、歩きにくい道です。けれども、この狭き道こそ、狭き門こそが、真実、天国への道なのです。
あなた方は天国への鍵を獲得しなければなりません。天国への鍵とは、まさに真実の人生を理解することです。「真実の人生」とは「霊的人生」のことです。 そして「霊的人生」とは、あなた方ひとりひとりが自分は神の子、仏の子であることを自覚して生きるということです。あなた方は常にそのことを深く心に刻んでおかねばなりません。 なぜならば、真実、あなた方は神の子、仏の子であるからです。それ故に、決して他の人を殺してはいけません。彼らもまた、同じように神の子であるからです。
もちろん、決して他の人から殺されるなどあってもなりません。あなた方も尊い神の子、仏の子であるのですから。 
さらには「殺すなかれ」に付け加え、当然のことながら「行い」において気をつけてください。暴力をふるってはいけません。家庭においても外においても。暴力は怒りの感情から出ます。私たちは次のような地獄的思いを排さなければなりません。地獄の住人たちは、幾つかの傾向性を持っています。たとえば、怒り易い、暴力を好む、欲深い、などです。
彼らは貪欲です。この世的欲望に燃えています。これらが彼らの傾向性です。よって、あなた方はこれらの地獄的価値から遠ざかるべく、注意深くあらねばなりません。
さらに付け加えて申しますが、あなた方のほとんどは、この物質界のみを見ておられますが、私は(あなた方と異なり)この世ならざるものまで見ることができるのです。
よって、Real Life(真実の人生)と言っても、この物質界で肉体をもって生活するあなた方だけとは限らないのです。
目に見えないあの世からの影響があります。
あなた方の人生は、目には見えないあの世の世界からの影響、あの世の霊の影響を受けています。ある種の人たちは、悪霊といわれるものに取り憑かれています。悪霊に憑依されている人たちは、地獄へ行くことになるのです。あるいは近い将来、地獄へ行くことを計画するようなものです。
どのように生きることが真実の人生なのか、あなた方はまだ教わっていないので、不運なことではありますが、あなた方のほとんど全員がこの致命的将来から逃れることはできないでしょう。 
そこで、あなた方が悪霊に憑依されたときにどのように考え、どのような行動をすればよいか、ということについてお話しましょう。ということで、このポイントについて話します。
悪霊に憑依されたなら、どのように念い、どのように行動すべきか。答えは、どうか他の人々を愛してください。責任を持ってください。 他の人々や、会社や国に対しての、あなたの責任について、よく考えてください。
そして、反省はとても大切です。反省の習慣を持つ人々は、けっして地獄には堕ちません。しかし、欧米社会の人々は、エゴやプライドを持つことに誇りを持って行動しています。行為について、振り返り反省することです

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