インド灼熱の大地より・・燎原の火の如く

2009年03月12日 03時45分00秒 | 海外、中国。韓国がらみ記事

燎原の火の如く~その2☆通信
インド支部・M支部長より

18日の日曜日は、デリーのレンタル・ホールを使ってセミナーを開催しました。
この日ために準備を進めてくださったのは、ふた月ほど前に入会されたばかりのSさんです。自ら旅行ガイド業を営む傍ら、旅行ガイドを目指す若い人たちを指導していらっしゃいます。
日本にはもう二十回以上も訪れていて、家には日本人形が飾られているほどの親日家です。ちなみに、このSさんを伝道したのは、在日インド人のPさんです。Pさんは日本人の信者さんから伝道され、Sさんに献本してくださったのです。
日本での皆さんの伝道活動は、こんなふうにも海外で花開いていっています。
本当にありがとうございます。

この日はSさんが教えている旅行ガイドの訓練生を中心に140名ほどが集まってくれました。一時間前に会場に着いたのに、もう100名ほどが座って私たちを待っています。日本人向けのガイドを目指している若者も多く、ニコニコしながら「コンニチハ。ハジメマシテ!」と片言で話しかけてきてくれました。

セミナーの冒頭、「きちんとメモを取りながら聞くように」とSさんから指示が出され、大いにプレッシャーをかけられながら登壇するはめになりました。

ここでも最初に「あなたにとっての幸せとは何ですか?」と質問を投げかけてみました。「お金持ちになることですか? 有名になることですか? 女の子にモテることですか?ボリウッドスターと結婚することですか?」と畳み掛けると、みんな笑いながら「No, no」と首を振ります。
ある若者が手を挙げるので指名すると、「神のために自らを犠牲にすること」という答えが返ってきました。
「本当に?」と聞き返すと、自信満々に頷きます。
僧侶でも修道士でもないのに、こんな答えのできる若者が今の日本にどれだけいるだろうかと考えてしまいました。
まだ会員になる前から、「この教えに出会ったことが、私にとっての幸福です」と優等生のような答えをする女性もいらっしゃいました。

この日は、原爆投下直後の広島や荒廃した敗戦時の東京の写真をパワーポイントで見せながら、60年前の日本は今のインドよりもはるかに貧しかったことを伝え、戦後日本の発展の原動力となった精神性について、御法話「人生の再建」に沿って話しました。

最後に、「インドでの活動は、今始まったばかりです。この国の12億、そして全世界70億に教えを広めるには、とても力が足りません。どうか、仲間になってください。あなたの家族に、友人に、知人に、この真理を伝えてください。真実を語ることをためらわないでください」と呼びかけました。

最後にスーハス職員が入会の意義を語り、「希望者は前へ」と呼びかけたところ、入会申込書を手にした方々の長い列が御本尊の前にできました。
キラキラと目を輝かせ、次々と前に立つ若い人たちに重い責任を感じつつ、114回の「Do you believe in the
Lord?」を繰り返させていただきました。

燎原の火の如く、灼熱の大地を駆ける伝道活動がスタートいたしました。

 


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