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マンハッタン便り2020

ジジババのひと冬のマンハッタン暮らしの日記

全員集合

2021-02-28 00:04:32 | 日記
12月下旬から日本に戻っていたママが、今朝帰ってきた。大きいスーツケース3個と小型のスーツケース2個と一緒に。運び屋。日本の食べ物が中身の中心らしい。本業主婦だから。

これで、家族3人に加えてジジババ2人の計5人、全員集合。
家の中が、一挙に賑やかになった。ただでさえ賑やかで明るいママに、孫が誘電、触発され、共鳴して、跳んで跳ねて、笑い、叫び、、盆と正月、クリスマスが一挙にやってきた。
来週から、入れ替わりで、ジジババは日本に帰る。少し寂しいが、仕方ない。子供とはいえ、大きくなったら少し距離を置いた方がよい。

今夜は、皆で、変わったゲームをして騒いだ。一口でどういうゲームとは言えないが、なかなか面白い、ちょっと深みのあるゲーム。人狼ゲームという種類のゲームらしい。孫が、もう1回,もう1回とねだるが、明日は8時からフットボールの試合だし、明日からは大事なプレイオフの試合が始まるし、明日頑張らなきゃ、となだめて、寝かした。
明日は暖かいらしいし、プレイオフだから、ジイジも久しぶりに応援観戦に行く。雨が心配だが。

タイガー・ウッドの事故

2021-02-27 00:14:39 | 日記
あれはもう3,4日ほど前のことになるか?午後だったと思うが、ロスに住む友達から連絡があって、近くでタイガーウッドが事故を起こしたと。彼は事故のあったランチョ・パロス・ヴェルデス(あのあたりの高級住宅地)に住んでいたし、事故現場はその中でも彼の家にほんとに近いところだったらしい。同時にLAタイムズの切り抜きも送ってくれたから大体の事はそこで分かったが、それまでテレビで、そのニュースは見なかったし知らなかった。それで慌ててテレビのニュースを探していたら、続々とニュースが入ってきた。今思い出すと、事故の翌日の事だったのかも。
彼が言うには、あそこは地元の人の間では危険なことで有名なところで、アクセル踏まなくても大層なスピードが出て、彼もこれまでにそこで2回ネズミ捕りで切符を切られている、と。その後の新聞報道でもあそこでは過去1年の間に13件の事故があり、うち4件は負傷事故であるとの報もあった。

いやいや、異国で、彼からこんなニュースを教えてもらうとは。2年くらい後輩の伊達男で、会社では同じテニス部だったが、大学でテニス部だった彼は断然うまかった。70年ころ、アーサーアッシュが金属フレームのラケットを使って話題になった時、彼も同じラケットを使っていて(赤色のフレームだった)、フタバ屋の竹のラケットを使っていた自分など、こいつ、かなわんなあ、と思っていた。アメリカに転勤になってそのままアメリカに住み着いてしまった。facebookで近況連絡くれるが、もう10年も会っていない。何故か結婚しない。ガールフレンドは山ほどいるに違いないのだが。聞けば多分、面倒だから、というに違いない。たまにくれた連絡がこのタイガーウッドの事故。彼もスピード出さない方ではない、事故りませんよう。


グッゲンハイム美術館→MET→セントラルパーク→トランプタワー

2021-02-26 12:44:52 | 日記
昨日25日(木曜日)グッゲンハイム美術館を覗いてきた。この美術館は、METと、セントラルパークに近いし、フランク・ロイド・ライト設計の建物ということで、いつかはと思いながら、収蔵品が近現代美術ということであまり気乗りしなかった。

美術音痴の自分は、近現代という言葉から、ついついピカソやダリが連想されて、好きでは無かった。大好きなMETでも、古代エジプトのミイラや、絵文字や、建物やら、古代ギリシャ、ローマ時代の彫刻、建物、装飾品、絵はゴッホや、レンブラント、すなわち小学校、中学校の教科書で出会ったモノモノしか関心がないという、小児病のような興味だから、カンジンスキ―だとか言われると、ほんとに見る値打ちあるの、と思ってしまう。ピカソだってそう思う。でも今回、家族の勧めがあったのと、家内も関心を示したので、それなら、と付き合った。
行ったら、行っただけの事はあって、1980年代から2000年代の面白い自動車広告を発見した。自動車の脱炭素へのの歴史というべき広告か。トヨタのプリウスが一つの焦点になっていた。なるほド、と思う。日本だと、燃費の良い車としてハイライトが当たるが、アメリカでは脱炭素の車としてハイライトが当たる。ヨーロッパでなら素直にわかるが、アメリカでも脱炭素は大きな社会的関心事なんだ。日本はおかしくないか?遅れているなんて偉そうなことは言わないが、世界の大関心事から目をそらしているのではないか?自分勝手ではないか?燃費とか、目の前の自分の財布に関係することには関心を持つが、炭素などという当面自分に関係なさそうな話には見て見ぬふりをする。せこくないか日本、恥ずかしくないか日本人、とか、そんなこと思いながら、世界の車が脱炭素のために頑張っている広告・写真を見ていた。そんなこと思いながら、プリウスの広告を見た。
グッゲンハイムはライトの設計。らせん状の展示場は面白いとは思う。館内は工事中のところが多く、特別展示は今回はなかった。


お昼は、すぐお隣のMETに行って、METのカフェでお楽しむ。歩いて5分。METはお客さんは閑散だがカフェはほぼ満員。満席。そりゃそうだ、こんなリッチな空間の中で、お茶飲んで軽食楽しんで、こんな豊かな気持ちになれるんだもの。一人20ドル足らずで。そういうことで、METでは何も展示物は見ないで、お昼だけ楽しませてもらって、おしまい。METはいつまでも元気でいてほしい。
METのアメリカンカフェを彫刻広場の方から見る。
奥の窓ガラスに沿ってカフェはある。無論、カフェから見える風景はこちら側、彫刻広場が広がる。景色のお代、ゼロ。

表に出て、セントラルパークをゆっくり歩いて5番街の方に向
かう。暖かい日だった。
人出は少ない。子供動物園のあたりでベンチに腰掛けて、15分ほど休憩。

このあたりにベンチが並んでいて、天気の良い日は休むのによい。右手奥の上にある鐘がゆったりとかなり長い間鳴っていた。なんだろう。

プラザホテルのあたりからブルガリや、ZEGNAやのショールームを見ながら5番街を少し歩き、トランプタワーの前で、これで見納めかね?とか言いながら、孫の学校の方に向かい、ふらふら歩いて帰ってきた。良い散歩だった。
この日。1万2千歩

トランプタワーも心なしか寂しそう。

街は、間もなく店内食事サービス可、とか聞いているが、こうして店外の臨時テーブルも残っている。この屋外テーブル、少し、味があって、もっとこぎれいな形にして残せばいいな、と思っている。青空の下、星空の下での食事も結構楽しい。昔、休みの日ごとに、子供とテントを張って野山を回っただけに、その楽しさが身についているみたい。