大阪市中央区のイタリア料理店マンドリーノの店主バール日記

大阪でイタリア料理店を経営するマンドリーノの社長大久保の日記です。パスタのことなどをメインに語ります。

地産地消

2007年01月30日 | イタリアン料理について
スパゲッティやピッツアが日本の日常食のような顔をして台所に鎮座しているこの頃、イタリア料理はチーズや魚介、肉が主体の料理と思われがちだが、イタリア料理の真髄は野菜だと言い切るイタリア人シェフも多い。イタリアの野菜はしっかりとコクがあり煮ても焼いても実に旨い。近場でそんな野菜を調達したいものだと思っていたら、強い味方が現れて勇気百倍!例のJA中央会の名物マーチャンダイザー上野部長のご縁つながりで“新開さん”に出会えた。(画像)
シャレではないが、その名の通り新しい野菜の扉が開かれそうだ。東果大阪(株)に勤務しており、各地の生産者の方からジャンジャン旬の情報が飛び込んでくるようだ。その情報からナニワ野菜をちょっと掬い取り、真っ先にお客様の口に届ける。まず素材ありき!これは料理人冥利に尽きる。まず手始めに初々しい薄緑の“シャキシャキ若ゴボウ”で春のお届け。近郊農家巡りもこの新開さんのフットワークの軽さに便乗して、第二、第三弾のナニワ野菜料理でイタリアン。「出逢い ふれあい めぐり愛」に野菜を肴にワインで乾杯。
スパゲッティ若ゴボウのペペロンチーノ    2月中旬より本町店に登場。

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