そろそろ苦手なランニングも本格的に取り入れようかと考えていた矢先、
マラソンランナーの親友の膝が思わしくないらしい。
やっぱり長距離走るには、当然身体が軽い方が負担は少ない。
親友の膝は所謂「疲労による炎症」を起こしたそうだ。
あれだけの減量をやってのけたにも関わらず、
まだまだ絞らねばならんのか…。シビアな世界だぜ。
と、最近頓に筋肉の「鎧」で武装してる自分に置き換えて考える。
確かにある頃、馬車馬の如く走らされてた時を思い出すと
当時の体重76キロでも僕の膝は悲鳴を上げていたように思う。
今、いくら筋肉とは言えど80キロジャスト。
これで長距離を走ると故障してしまい、ドラコンどころではない。
況してや70キロのカベを超えて今尚減量中の親友が膝を壊したのであれば、
多分、いやきっと僕はやはり「ランニング」で留める方がよさそうだ…。
勿論、僕はこの80キロの体重を割ってしまうと
今度は純然たるパワーが不足してしまう恐れがあるから
体脂肪を削り、筋肉量を増やしながら体重をキープする、という
なんとも悩ましい作業をこなさねばならない。
多分今のトレーニング内容だと、いつかは体脂肪という貯蔵された
エネルギーを使い果たし、身体は引き締まる方向へシフトするだろう。
推測では75キロは下ってしまう。
残念ながらそれでは今の身長から理想とされる爆発力は生み出せそうにない。
親友は絞り、軽い鎧すらも削ぐ日々を。
僕は、身体のキャパの許す限りしなやかで強い鎧を纏う日々を。
それぞれ送る事になりそうだ。
一言で身体作りといってもスポーツの種類で、こうも違ってくるのは面白いものです。