何年か前に、飲み屋のおねーちゃんがこんなことを言ってた。
「医者と坊主と教師の酒の飲み方は異常だ」と。
へー、そんなもんかいなと思うばかりだったけど、
職業や肩書で大別できるもんでもないだろう、とは思う。
だけどまぁ、そういう傾向があるって言いたかったんだろうな、と。
別に「酒の飲み方」なんて法律なんぞで決まっちゃいない訳で、
まぁシッポリとエレガントに飲もうが、
オッサン丸出しでハッチャケて飲もうが、
下戸の僕にとってはあまり大勢に影響はない。
ただ
世の中のホントに大多数の人が、勘違いしてるのは感じる。
医者だからどうとか、坊主はこうだとか。
他者から見たそういう傾向論っていうか統計論ってのは置いといて、
当の本人が勘違いしてると感じるのです。
君の名前は「医者」なのか、と。
アンタの名前は「教師」なのか、と。
職業やステータス、あるいは肩書なんてものも同じだけど、
それらはその人の「立場」、つまり今現在の立ち位置に過ぎん訳であって、
その人そのものを表すものではない。
「テメェは何者なんだ?」と、これは常々思うのです。
よく、団塊のご老人なんかが退職した途端にボケるという話を聞くけれど、
さもありなんと思ってしまう。
現役時代は役職なんてものも持ってたんだろうけれど、
そんなモンは会社の敷地を出た瞬間から消え失せて、
そこらの通行人からすれば、ただのオッサンやジジイ。
それは現役だろうが退職後だろうが、何も変わらないのだけれど。
あんまり肩書やら職業なんてものに依存してると、
感性が麻痺しちゃうのか知らんけど、己を見失う事になると思っちゃう。
だいたい「俺は部長だ」とか「ワシは公務員だ」とか、
アンタら人生懸けた結果、それが終着駅か?と寂しくなる。
若かろうがジジイになろうが、「自分」はずっと続く訳ですから。
そういう「俺は俺だよ」と心底思ってる人間ってかなり少ないように思うけど、
相棒は昔っからその辺が明確で、一緒にいると「ああ人間だ」とホッとする。
嫁さんもそうだ。
「私は女なのよ!」とか「今の流行りは〇〇なの!」みたいに
陳腐な言い訳なんぞを僕に押し付けた事がない。
職業を看板にして偉ぶってみたり、
立場を理由に、不可能な理由を並べてみたり。
そういう人たちとは、会話する気になれない。
一生相容れる事がないのが目に見えているからだ。
もっと言えば、
ヒキコモリだろうがロクデナシだろうがイキオクレだろうが、
ボンクラだろうがオイボレだろうがイカズゴケだろうが、
そんなもん関係ないんよ。どうでもええんよ。
そんなしょーもない、他人が考えたネーミングにアンタら、
自分をわざわざ閉じ込めなさんな。
それじゃあそこいらの「氏名欄と職業欄の違いも分からんアホ」と同じじゃろうが。
アンタはアンタよ。
一人の人間なんじゃ。
胸張ってやりたいようにやりゃあええんじゃ。
「医者と坊主と教師の酒の飲み方は異常だ」と。
へー、そんなもんかいなと思うばかりだったけど、
職業や肩書で大別できるもんでもないだろう、とは思う。
だけどまぁ、そういう傾向があるって言いたかったんだろうな、と。
別に「酒の飲み方」なんて法律なんぞで決まっちゃいない訳で、
まぁシッポリとエレガントに飲もうが、
オッサン丸出しでハッチャケて飲もうが、
下戸の僕にとってはあまり大勢に影響はない。
ただ
世の中のホントに大多数の人が、勘違いしてるのは感じる。
医者だからどうとか、坊主はこうだとか。
他者から見たそういう傾向論っていうか統計論ってのは置いといて、
当の本人が勘違いしてると感じるのです。
君の名前は「医者」なのか、と。
アンタの名前は「教師」なのか、と。
職業やステータス、あるいは肩書なんてものも同じだけど、
それらはその人の「立場」、つまり今現在の立ち位置に過ぎん訳であって、
その人そのものを表すものではない。
「テメェは何者なんだ?」と、これは常々思うのです。
よく、団塊のご老人なんかが退職した途端にボケるという話を聞くけれど、
さもありなんと思ってしまう。
現役時代は役職なんてものも持ってたんだろうけれど、
そんなモンは会社の敷地を出た瞬間から消え失せて、
そこらの通行人からすれば、ただのオッサンやジジイ。
それは現役だろうが退職後だろうが、何も変わらないのだけれど。
あんまり肩書やら職業なんてものに依存してると、
感性が麻痺しちゃうのか知らんけど、己を見失う事になると思っちゃう。
だいたい「俺は部長だ」とか「ワシは公務員だ」とか、
アンタら人生懸けた結果、それが終着駅か?と寂しくなる。
若かろうがジジイになろうが、「自分」はずっと続く訳ですから。
そういう「俺は俺だよ」と心底思ってる人間ってかなり少ないように思うけど、
相棒は昔っからその辺が明確で、一緒にいると「ああ人間だ」とホッとする。
嫁さんもそうだ。
「私は女なのよ!」とか「今の流行りは〇〇なの!」みたいに
陳腐な言い訳なんぞを僕に押し付けた事がない。
職業を看板にして偉ぶってみたり、
立場を理由に、不可能な理由を並べてみたり。
そういう人たちとは、会話する気になれない。
一生相容れる事がないのが目に見えているからだ。
もっと言えば、
ヒキコモリだろうがロクデナシだろうがイキオクレだろうが、
ボンクラだろうがオイボレだろうがイカズゴケだろうが、
そんなもん関係ないんよ。どうでもええんよ。
そんなしょーもない、他人が考えたネーミングにアンタら、
自分をわざわざ閉じ込めなさんな。
それじゃあそこいらの「氏名欄と職業欄の違いも分からんアホ」と同じじゃろうが。
アンタはアンタよ。
一人の人間なんじゃ。
胸張ってやりたいようにやりゃあええんじゃ。