熊本城の石垣修復にもAIが

熊本地震から７年が過ぎました。
あっという間の感じがしますが、復興は進みつつあるものの、まだまだ道半ば。
昨年には熊本城の天守閣の修復が終わり、一般公開も始まりました。
　
一番上の展望フロアまで、階段も広く上りやすくなり、エレベーターも備えつけられ、たくさんの方々に楽しんでいただけるようになったと思います。
　
私も昨年のお正月には新しいお城に入り、昔のように展望台からの景色も楽しんできました。

でも、石垣の修復は国宝級の重要文化財ゆえ復元が相当困難なのですね。
完全修復まであと30年かかるそうです。
　
崩れ落ちた石を1つ1つ元の位置に戻していくのは本当に気の遠くなる作業だなぁと思っていましたが、AIの力を借りて1つ1つの石を3Dで読み取り、元の位置図（写真等？）に照らして適合する石を選び出し設計図にしていくという……
人間がやるには膨大な労力と時間が必要なところを、AIを使うことで物すごい時間短縮が図られているとのこと、その話を耳にしたときは、さすが！と驚きました。
　
今ChatGPTの利用についていろいろと騒がれていますが、AIの進化は恐るべし！
いいところだけ使えるようになれればなと思いますが、やはり何事もいい面、悪い面、両方ありますから、それは皆で考えていかなければいけないことなのでしょうね。

ターミネーター世代としてはどうしてもあのストーリーを思い浮かべてしまい、原爆のスイッチがぁ～につなげてしまうところがあって…ほんとに怖い^^;