9/26(水)小返し／by永井博章

永井博章です。
稽古途中から参加して、いろいろとご迷惑をかけております。


最初に稽古に入った時、
一番びっくりしたのが、
「日直さん」

稽古前に挨拶をして
今日の稽古の目標を、この日直さんが決めて、
稽古の流れを説明していくというもの。

そして終了後、また日直さんが、
「今日の目標はできましたか？」
とみんなに問いながら、
確認事項を伝えるというもの

なんて
素晴らしい
係だ。

目からうろこが落ちました。


そして、小生の出番が来ました。

今日の目標をどうするか、
考えました。

「少しだけ勇気を出してやってみる」
です。

これやったら怒られるかな？
と思うことを
勇気を出してやってみる。
です。

どうですか？


ま、実はこれ、
昔の養成所の同期生がテレビのトーク番組で、
「撮影に入った時に、気をつけていることは何？」
という問いに答えたもので、

どんな大俳優さんが相手でも
勇気を出して、自分の演技プランを試してみる
と語っていて、

なるほど、うまいことを言う。
とテレビの前で感嘆した覚えがあり。


で、それをそのまま、パクり、さも自分が考えたように、サラッと日直として語っておきました。



で、稽古ですが、初めての平日稽古。

3時間というタイトな時間の中、どんどん変わっていきましたよ。


必殺の小道具も加わり、四苦八苦している役者を横目にサディスティックに笑う演出家。

いいですね。
たまらないでしょうね。
自分が見つけた小道具でのたうちまわっている役者を見るのは。


で、何が言いたいかというと

「ま、勇気を出してやろうと思ってた所、今日はやらなかったから、目標は達成できませんでしたがね。

あまりにもバカバカしいので次に回す勇気はありません。」


オチなし