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「相手を生かして生かされる」

サッカー日本代表の本田圭佑選手を追う番組を見ていたときのこと。

自分がゴールを決めることよりも、誰かのゴールをサポートする側に徹するようになったときの言葉。

「自らの喜びより、相手の喜ぶ姿を見ることに、大きな喜びを感じるようになった。」
「ギブすることによって、いつか自分もテイクしますよ。」


give & take = 相手を生かすことで、自分も生かされる


以前紹介した、美輪明宏さんの「もらうばかりの人はすぐに枯渇する」という言葉にも通じることではないかなと思いました。
美輪さんは、だから「あげよう」とする気持ちが大切……と。

そう、受信が得意な人、感受性の強い人、周りの動きが見てとれる人──はたくさんいるかと思いますが、それは、「送信」を伴ってこそ価値のあるものとなるのではと思うのです。


ひょっとしたら、送信だけして受信をしない人の方が世の中には多いのかもしれません。
自分から発信するのは得意だけれど、逆に誰かが発信してきたものを受け取ることが苦手な人、周りの声に聞く耳持たない、何も受け入れられない……

ここでつまり、送信だけ、受信だけ、という一方通行ではだめなんだということに気づかされます。

“お互いさま”

送信、受信、得手不得手は人それぞれ。
だからこそ片手落ちにならず、両方やれるよう心がけることが大切なのでは?
(いっぱい自戒の意も込めて…^^;)



平山先生もよくこんなことをおっしゃっていました。

「私が私が」という思いは捨てなさい。
「相手を生かすこと」を考えなさい。
「相手を生かして自分も生かされるんです」



まだ、本田選手の言うような、相手の喜びがより大きな自分の喜びとなる──を実感するところには至りませんが、
平山先生の言われたことは、だいぶ後になってからですが、たくさん身をもって感じる機会が多くなりました。
芝居の世界しかり、日常生活においてもしかり。

このことは恩師のもう一つの大切な言葉──「がんばらない」に繋がっていくことでもあるのですが、これについてはまた機会がありましたら。。
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