すっごいおもしろかった!ぜひとも劇場で観てほしい映画です

設定がぶっとんでる(ファンタジーだ)からこそ伝えたい言葉がスーッと心に届くんですね。
「時間(タイム)はいろんなものを奪っていくと思っていたけど、あなた(タイム)はたくさん与えてくれていたのね」
──ここから涙腺切れました。(笑)
「過去は変えられない。けれど学ぶことはできる」
まさに私がずっと思い続けているテーマの一つでありました。もう琴線触れ触れですっ

※公式サイトやら宣伝パンフにも載っていることなので…非ネタバレ※
アン・ハサウェイやジョニー・デップはじめ、キャストのあの演技力あってのこの説得力。
いくらぶっとんでいようと、伝わってくるものが……もう!
これだけ世界観がしっかり創り上げられていると、ほんとすぐに入っていけます。物語世界に没入できるからこそ、素直に見られるし感じられるのではないかなぁ……
リアルな設定だと、いろんなことが気になってしまって、ちょっとでも本物じゃないとこが見え隠れしちゃうと、何となく冷めて斜に構えて見てしまう…。
だからあんまり現実的なドラマとか、身の回りに起こりそうな設定の物語って大して見たいと思わないし、つくりたいとも思わない。(イロイロ難しい…)
ある意味現実逃避なのかもしれませんけど(笑)
今回の『アリス~』は、脚本もすばらしくよくできていると思います。
見終わってから「ああ!」と思う箇所が随所に出てきます。
前回のは戦いのシーンに重きが置かれてましたが、今回のはCGの進化もさることながら、ストーリーがとってもシンプルで突き刺さります。
原作本『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』、あらためて読み返してみたくなりました。
3Dは吹替の上映館が多いかと思いますが、できれば3D諦めてでも字幕を選んだほうがいいかもしれません。。
「ハリーポッター」のスネイプ先生役で有名なアラン・リックマンの遺作(イモ虫から蝶へ成長したアブソレムの声)となってしまいましたしね。。
