「ははたちのいま」その後

実家の母が自宅の階段を数段踏み外して股関節付近を骨折してしまったのは、昨年の８月でした。
一度めの手術ではちょっとした不具合があり、二度の手術＆リハビリを経て、昨年末には自宅へ帰ることができたのです。
　
が、そのときはまだ歩行器がないと歩けず、１人で入浴もままならず、当然もろもろの家事もできず……ふだんから動きたがりの母は、自分のことさえ自分で満足にできない状態に耐えきれなくなったようで……年明けには施設に戻りたいと言い出しました。
　
何とか手配して１月下旬にはリハビリ施設に再入所させてもらえたのですが、自分の中に残っているところのイメージと何だか全く違っていたようで……違う場所に来てしまったみたいに思ったのか、こんなところには長くいられない、早く家に帰りたい…と、当初愚痴ばかりこぼしていたのでした。
　
でも、もともと何事にも順応性のある母なので、弟たちも私もメールや電話で励まし続け、そのうち慣れてきたのか、居心地は悪くないと言うようになりました。91歳にしてはほんと頭がやわらかくてポジティブ思考なのはすばらしいことです！
　
実家は弟一家が母と同居するために大規模リフォームをしてて、そろそろ引越できるころかなと思います。

母が施設から自宅へ戻れるのももうじきですね。
　

義母のほうは、このところ認知症がかなり進んできたとみえ、不安な様子でいることが多くなったかな。
　
夫も私も常々認知症のことを勉強しながら、通う施設のケアマネさん方に相談もしながら、その時々の義母の様子に寄り添いながら生活しています。
　
もともとの本人の性格、勝ち気な気性もあるし、なかなか大人しくなってはくれませんが（笑）
なるべく話を合わせて、本人の不安な気持ちを和らげることを考えながら接する毎日です。
　
困るのは、施設に行く気持ちになると、１人でシルバーカーを押して外に出て、転んでしまうこと。おでこや顔を地面に打ち付けて青あざになることが数回あって……でも幸い骨折はなく……最近は以前のようにスムーズには歩けないのでね……
　
ドアに大きく張り紙をして外に出ないよう注意喚起したりしているのですが……意にそぐわず体が動くとか、どうしても出たい気持ちが抑えられないとか何とか言ったりしてます^^;
　
施設の職員さん方と相談しながら介護する日々がまだまだ続きます。。。