5本の作品が休憩挟んで全2時間30分強。
取り上げられた作品もバラエティに富み、飽きることなく楽しませてもらえて、いやーものすごい勉強になりました!
田中啓文・著「ガラスの地球を救え!」を披露した歌川椎子さん、自転車キンクリートで一番好きな女優さんでした。本当に久方ぶりにお姿拝見!……本の力も手伝って、というのもありますが、やっぱりほんと見事でした。場内大爆笑。
あとでだんなが「あれは講談だね」と。
なるほど。。
でも私自身がやりたいなと思う形に一番近かったかも。。さすが好きな人なだけに(笑)
自転車キンクリートの脚本を手がけておられた飯島早苗さん著作の「青い目のイヴ」(出演:古谷大和)は、ほとんど一人芝居のようなつくりでした。
どうせなら、本に目を落とすしぐさも芝居の中の動きとして処理してもらえてたらもっと一人芝居に近くなって少しの違和感もなかったかも。。
そういう意味では、登場するときの彼の表情もすごく見たかったのに、照明がほかと同じようにブルー転換状態から入ったので、全く表情見えなくて…ちょっともったいなかったなぁ…^^;
1つ確信したこと。
心を置き去りにした朗読は、心に響かない。
「淡々と」──というのは、心を持った上であえて淡々と──であって、ただ単にきれいに言葉を並べられる技術だけではだめなのだ。
心だけでもだめ、技術だけでもだめ。
両方が備わってこそ、真に届く言葉(表現)となる。
特に聴くことに集中してもらえる状況(ラジオドラマやCD等)ならまだしも、生の舞台では簡単に体をすり抜けていってしまう言葉は多いのかな、と思います。
あれ?…誰かが何か似たようなこと、過去、言ってたな(笑)
日々の営みにまみれてたまに忘れてしまってること、確認しないとねー。(苦々)
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