ナーバスな気分の今。
数日前にネットニュースで知った事件のことで色々と思うことがあって。
今回はあまり後味の良い記事ではないかもしれませんが、またいつものように胸の内を綴ってみたいと思います。
先日、福岡の博多駅前で起きたストーカー殺人事件。
とても他人事とは思えず気持ちがざわついています。
どうにかして防ぐことはできなかったんですかね…。
このニュースは俺にとっては自分事です。
過去ログでも少し触れたことがあるかもしれませんが、自分も似たような経験をした過去があるので。
幸い、命までは取られませんでしたけど。
今でも古傷が残ってますからね、刃先を受け止めた手の平に。
いつどこでとまでは書けませんが、自分が被害を受けた事件もインターネットの大海原を漂流しているかもしれません。
もう思い出したくもないので、自分では一切見ることはありませんが。
今回の福岡の事件では被害者女性の元交際相手が犯人だそうですね。
ストーカーというと、女性が男性から被害を受けるものというのが一般的なイメージかもしれません。
でも、その逆もあるんです。
ここにいる自分も体験者の一人です。
自分の場合、お付き合いをしたり親密な関係になった女性からは、そういうストーカーまがいのことをされた経験は一度もありません。
大抵、特に親しくもなく一方的に好意を持たれた相手からの被害です。
刃物を持ち出す女は過去に類を見ませんでしたが、付き纏いや悪質な嫌がらせなどはこれまで何度もされた経験があります。
勝手に婚姻届を提出されたこともあったり、その類のことには昔からずっと悩まされ続けてきました。
あなた誰?っていうような、殆ど面識のない相手から突然目を付けられて。
例えばですが、誰かにぶつかってしまって「すみません!」と言ったとして。
そんな些細なことって、ぶつかった方もぶつかられた方もその後すぐに忘れてしまうと思うんです。
街頭のビラ配りやティッシュ配りなんかもそうです。
何百人と人が行き交う中で、ビラやティッシュを配った相手の顔なんて一々覚えていないですよね。
でも、ストーカー化する人間はそうではない。
少なくとも、自分の周りのストーカーに関しては、たったその程度のことから執着が始まります。
俄かには信じられないことですが、そういう人間も実際にいます。
昨年の記事で少しボヤいた、あの妄想女子もこの手のタイプですね。
もうあのオフィスビルに通うこともないので、彼女が今どうしているかは知りませんけど。
常識が通じず、とても気持ち悪い人でした。
ストーカーになるような人間は、例外なく自己中心的な性格です。
自分の行動によって相手がどう思うのかという相手側の気持ちは全く考えていません。
常に自分中心で、相手に嫌な思いをさせてでも自分の気持ちを押し付けようとします。
嫌な印象でも良いからとにかく自分の存在に気付いてほしいとか、自分の方を向いてほしい、接触したい。
そんな思考なんです。
そして、エスカレートすると"他の誰かに取られるくらいならいっその事…"と危険な行動に出始めます。
少し言葉を強めて言うなら、病気だと思いますよ。
根本的に相手を思いやる想像力が欠如しているので、いくら法律や条例で規制しても無駄なんです。
警告を受けようが、逮捕されようが、何回でも繰り返します。
基本的に何かが起きない限り警察は動いてくれませんし。
はっきり言って、現状では防ぎようがありません。
被害者側だって気を付けると言っても限界があるし、もはや不可抗力だと思います。
繰り返しますが、ストーカーは病気です。
まともに話し合いができる相手ではありません。
加害者が持つのはターゲットに対する歪んだ愛情であり、怨念のような強い執着心ですからね。
あと、今回のニュースのような逆恨みによる怨恨とかも。
悲しい事件を未然に防ぐには、心理的な分野の治療やカウンセリングが加害者側に対して必要だと感じます。
事件が起きてからようやく動き出す体制ではなくて、そのようなケアを適切なタイミングで行う体制を強化すべきです。
更に言えば、大事になる前に加害者を強制隔離してもらいたい。
俺としてはそう思います。
何はともあれ、今回の福岡の事件はとても残念でなりません。
自分事として、犯人にも憤りを感じます。
ストーカーをしたところで相手は振り向いてなんかくれませんよ。
他人に対する思いやりがないから交際相手に捨てられたり、そもそも相手にもされないんです。
それを弁えていたらストーカーなんて現れないんですけどね…。
本当に物騒な世の中です。
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