本 「手紙」

最近の東野圭吾の作品はなかなか時間がなくて読めないけど
東野圭吾の本の中で「手紙」が一番好き



強盗殺人の罪で服役中の兄
弟のもとに獄中から月に一度手紙が届く

進学・恋愛・就職と弟が幸せをつかもうとするたびに「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる


これを読んで、「この弟は罪を犯してないのだから自分だったらそんな差別をしない」と思うけど
実際自分の周りにそういう人がいないから言えるのである

本当に自分の友人や知人の家族が犯罪者だったら、この本に出てくるように差別してしまうんだろうか・・・と考えさせられる本である

一番大切なのは、犯罪を犯すということはどれだけ家族を苦しめることになるか、と言うことをこの本を読んで知ってもらいたい

とても感動する作品だと思う

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