トランス脂肪酸の規制

最近アメリカで、トランス脂肪酸を含む食品に規制をかけることが決定したそうです。
トランス脂肪酸は、心筋梗塞などの心臓病や悪玉コレステロールの増加、動脈硬化の原因物質で、身近な食品ではマーガリンやコーヒークリームなどに含まれています。
アメリカでは基本的に高脂肪・高カロリーの食生活が好まれるため、国民1人あたりのトランス脂肪酸の摂取量が高いことが以前から懸念されていました。
今回の規制によって、年間2万件の心臓発作が予防できると言われています。
日本では、1人あたりの摂取量がWHOの定める規定値を下回っているので、現在特にこれといった対策はとられていません。
マーガリンはバターよりヘルシーなイメージがありますが、実際は逆だったんですね。
日本でもいつか規制がかかるんでしょうか。