どう突き抜けるか。

◎姜尚中『悩む力』（集英社新書、２００８年）
　５月の連休中に親しい友人が４０歳にならない若さで自殺した。「なぜ死んではいけないか」。同書はこの問いに対し「人とのつながりを考えてほしい」という。

問いを持って生きているか？

◎表三郎『問いの魔力』（サンマーク出版、２００８年）★★
　筆者は予備校の名物講師。思想家の「問い」に焦点をあて、わかりやすく社会思想史を概観している。「がんばらなくてもいいから粘りなさい」は至言だと思う。

長谷川理恵の本？

○長谷川理恵『Ｒｉｅ’ｓ　ＨＩＧＨ！　みんな絶対変われるよ』（幻冬舎、２００３年）

読書は一冊のノートに

　◎奥野宣之『読書は一冊のノートにまとめなさい』（Ｎｏｎａブックス、２００８年）☆
　◎三浦雅士『バレエ入門』（新書館、２０００年）★★
　◎森功『許永中　日本の闇を背負い続けた男』（講談社、２００８年）★★☆