狂熱の娘団。 48

真希と裕子と圭と美貴と多香子と麻里子に片想い…
後藤真希・中澤裕子・保田圭・藤本美貴・上原多香子・篠田麻里子応援ブログ

『LOVEマシーン』リリース10周年!

2009年09月10日 01時33分58秒 | 娘。ファミリー
1999年9月9日にモーニング娘。の7thシングル『LOVEマシーン』がリリースされてから、昨日ついに10周年を迎えたわけなんですが、この曲について、最近少し感じている事があるんです。

『LOVEマシーン』は、言わずと知れたモーニング娘。の代表曲であり、モーニング娘。最大のヒット曲で、また個人的には『平成の名曲』と呼んだりする事も有ります。

初期の娘。ファンの一部や、現在の娘。ファンである若い世代の一部からは、近年何かといろいろ言われる事もある曲でも有るんですけど、モーニング娘。が現在まで発表してきた数々の曲の中でも屈指の完成度を誇る曲であり、実によく作り込まれた曲であり、リリースから10年経った今でも、まさに『平成の名曲』と呼ぶに相応しい曲には違いないと思います。

ここで、この曲が作られた当時の状況をざっくり振り返ってみましょう。
モーニング娘。は福田明日香さんの卒業以降、CDの売上が下降し始めたり、何となくグループの活動が行き詰まって行き、当時のメンバーたち(中澤裕子さん&石黒彩さん&飯田圭織さん&安倍なつみさん&保田圭さん&矢口真里さん&市井紗耶香さん)も相当なストレス抱えて、さらに「何時グループの解散という事態が起っても不思議ではない」という危機感と不安を抱いていた。
プロデューサーの つんくさん(当時はまだ“♂”マークはついて無かった)は、音楽市場の流れの変化を踏まえて、その年の初めにリリースした『Memory 青春の光』のR&B路線からの修正を余儀なくされ、モーニング娘。の新たな方向性(単に音楽的な方向性とは限らない)を模索していた。
このシングルで娘。メンバーとしてデビューを果たした当時の新メンバー後藤真希さんだって、「これが最後に受けるオーディション」との覚悟を決めて臨んだモーニング娘。追加メンバーオーディションで唯一人合格し、チャンスを掴んだ。

皆、夢も目標も有った。
だけど当時は皆、後戻りする事も出来ず、立ち止まる事も許されない、少なからず追い詰められていた状況だった。
そんな追い詰められた人たちが、それぞれにとっての何かを諦めずに、ガムシャラになって作り上げた起死回生の一曲。
それが『LOVEマシーン』だったのです。

この曲には、こんな背景が有る。
単に「モーニング娘。を大ブレイクさせた曲」という意味でしか語れない人は、あまりにも無粋な人だと思う。

皆さんもこの機会に、このような当時の状況を踏まえつつ、改めて一度『LOVEマシーン』をお聴きになられては如何でしょうか?
あの頃の裕ちゃん&あやっぺ&カオリン&なっち&圭ちゃん&まりっぺ&さやりん&真希ちゃんがそれぞれの夢を語ったカップリング曲『21世紀』と一緒にね。

モーニング娘。『LOVEマシーン』ビデオクリップ(Dohhh UP!)



こうやって改めて『LOVEマシーン』の映像を見ると、やっぱこの曲はこの時の8人のが最強やね。
今の娘。メンバーなら彼女たちよりもっと上手く歌えていたり、もっと上手く踊れているのかも知れないけど、『LOVEマシーン』という曲は特にリリース時の構成メンバーのイメージにガチガチに合わせて作られているためなのか、今までのモーニング娘。の中で、多分この時の8人が最も『LOVEマシーン』という曲を表現出来ていたと、私は思います。

この当時のモーニング娘。って、メンバーの実年齢と関係なく、“お姉ちゃんたちの集団”というイメージも有ったんだよなぁ。



angelus-0923のブックマーク(はてなブックマーク)
  ↑個人的に注目した記事を保存してますので、御自由に御覧ください。



会社やレーベルの違いを超えてアーティストを応援しているボーダーレスなファンであり、常にアーティストの味方である私に関して詳しくは こちら
狂熱の娘団。別室『私は博愛主義的娘。DD』     blogram投票ボタン

最新の画像もっと見る

2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
ラブマ (杜康庵)
2009-09-12 13:32:29
アーティストそれぞれに、ずっと付き合い続けていく曲ってありますね。「モーニング娘。」と「ラブマシーン」も切っても切れないもの。もし娘。が事典に載ったなら、その説明文には必ずラブマがアンジェラスさんの仰る文脈で出て来ると思います。
自分も最初の8人が最強と感じます。他方、各時代のラブマにもそれぞれ味がある。だから現メン推しの方々にも虚心に現メンのラブマを味わってもらいたい。力強いラブマ、ファッショナブルなラブマ、1つの曲を同じグループが歌っているのにこんなに幅がある、などというのは芸能史上稀有のことではないでしょうか。
今朝テレビで見ましたが、RIKIさんたちがラブマのカヴァーを出して下さったようですね。
>あまりに不粋な人
これが様々な問題の根底かも知れませんね。ファンたるもの、やっぱり粋にいかなきゃね。
返信する
Re.ラブマ (アンジェラス)
2009-09-17 02:21:58
>杜康庵さん

>これが様々な問題の根底かも知れませんね。

ラブマとメロン記念日の『This is 運命』は特にユニットやメンバーの運命を大きく変えた大切な曲なんですが、当時の背景を知らない若い世代のファンが増えてきたという部分も有るのでしょうけど、何だか寂しい気分になりますね。
返信する

post a comment