土気ファーム

あわてず、あせらず、欲張らず。

そういう生活に変えていくのは結構たいへんだけれど・・・。

長老思想

2013-08-28 08:19:41 | Weblog
老いて長ける(おいてたける)
老人であることが賢者であること
単に年齢を加えていくことではなく知恵と人徳を積むことが人の生き方

老人本人は積んできた知恵と人徳を絞り出して生きていけばいい
周りはその知恵と人徳を引き出すように接してゆけばいい、それが尊厳

長老は常に遠くを見ている
近くが見えなくなっている肉体的事情があるのも自然の理
それを補う知恵や人徳が、未来を予見し、後陣を指導する

古代ではこうしたことが当たり前
本当は今も昔も変わらない
人類にとって大切なことは続けなければ・・・当事者も周りも

老化ということ

2013-08-27 16:20:54 | Weblog
人によって格差が広がるのが老化の進度
個人差がとても大きい
精神的にも、肉体的にも大きく差がある
そして自分で測りきれないのが厄介

夏も終わりかけているが、暑い時は虫がよく発生する
少し前までは「蚊」を目で追いかけられたのに・・・見えなくなってしまった
蚊に刺されても痒いと感じるのが遅くなってきた

これナチュラルに考えると
老化が進んできて、自然界が処理に来ているということ
食物連鎖の輪に入ってきていることを阻止できない
もっと小さい生物が食べに来ている
そろそろ身を差し出すことを覚悟しなければならない

自分で処理屋さんを弾き返すことができなくなったら
最終行程である

意識がはっきりしている内に
旅支度を自分の手で整えねばならない

蚊は教えてくれている・・・その時を

日曜日の東京

2013-08-26 08:15:21 | Weblog
田舎暮らしをしていると晴耕雨読
雨模様の日には外での活動に制約有

人の流れに逆らって都心へ出向く
幸いに雨具をもたなくても何の問題もないぐらい都会は室内空間が大きい
日曜日の都会は田舎と同じようにゆったりした時間が流れている

移動はスムーズであるし、飲食店の混雑もないので好きにできる
仕事は平日の都会で、レジャーは休日のローカルでというのが一番非効率な動きだ

おなじ単位の時間とお金を使うなら
使って有意義なTPOを選ぶといい


坂道の多い街

2013-08-25 03:10:33 | Weblog
坂道が多い街が素敵に感じるのはなぜ?
坂道を上りつめることも、坂道を転がり落ちるのも人生の妙
そんな過程があるから面白い

平坦な地勢は暮らしやすいようでスラムを形成しやすい
澱みとか停滞を感じさせる

祇園精舎の鐘の音盛者必衰の理をあらわす

清流は傾斜が強い地勢にあり
高低差の多いところにひたすらV字を刻む

急流は軟土をえぐり硬岩を避ける
いつか大岩を砕き
砕かれた岩は石となりその流れにより丸くなる

大きな岩もいつかは砂塵となり再び坂を形成する
土は水の流れを吸収し浄化する
土が濾過し細粒に含まれた塵はあらゆる生物の命に変わる


2013-08-24 10:08:58 | Weblog
また捨て猫が居ついている!!

寄ってくる猫いれば、逃げてゆく猫あり
これ当たり前
猫は自由に歩き廻っている
されど縄張りから外にはいかない
縄張りから出るときは恋猫(相棒)捜しの時だけ例外

猫でさえ自由に歩き廻るのに
人間をある場所に閉じ込めて、外出を認めないとは人間は猫以下か?
老人施設を見ていて、入居者がかわいそう
「離設」とか言って、大騒ぎをする
これ事故報告という処理で、防止策と関係者への報告をする

なんかおかしいと思いませんか?
動きのいない場所から、外に行きたくなる気持ち
これ当たり前でしょ


我が家の庭

2013-08-23 05:08:31 | Weblog
私の家の庭は面白い
風に乗り、鳥が運び、食べ残しの種がいつの間にか芽を出す
耕さない、草を取らない、施肥や薬を使わない
いつの間にか成長すると立派な花や実をつける
よく言われている自然農法以前の考え方⇒人は手を付けない

土より生まれ土に帰る
海より生まれ海に帰る

この当たり前のことを見守っているだけが人生

我が家の庭はそれをそのままにしている
人はこれを「家庭」と呼ぶ

特養に行って感じること

2013-08-21 06:16:12 | Weblog
どこの特養に行っても感じること
入居者の人の表情に暗さを感じる
働いている人に暗さを感じる

表現が悪いかもしれないが
建物は農業用ハウス、中身は畜舎のよう
そこには人を人として受け入れている雰囲気はない

何でこんなことになってしまったのか
福祉行政のまずさがここに表われている
根本から直さないといけない

今の状況を是として続けていくことは国民にとって不幸である
人を人として認めていない時空に血税が流れていることに・・・

いつもの様子と違う

2013-08-20 11:36:52 | Weblog
カブトムシやクワガタを見ることがない
たまたま道の駅の産直で籠に入ったものがあった
なんと小さいこと!!
しかもいくらも籠がない

森林の町をしてこの様子だから

行先を変えて、山を登った
高いところにしげる熊笹の葉の小さいこと!!
採取する気にすらならない
最盛期のはずが、もう隈取があって、冬の熊笹のようである

我が家の庭の野菜の生育が例年と違うと思っていたが
自然界はもっと例年と違う


親と子

2013-08-19 07:36:35 | Weblog
親と子の関係が歪になって、幾久し
しつけの名目に引きずられ、叱ってばかり
子がない人が、ペットを飼えば同じように叱っている

袖触れ合うたびに感じるこのこと
これ聞くほうからするととても嫌なこと
「うるせえなぁ、何度も」である
加えて「自分はどうなんだよ」である

子はしっかり親の仕草を見ている
子がやっていることは、親が鏡に映している自分の姿である
子はその矛盾を見てだんだんと離れてゆく

親が教えられることはそこまで
あとは子が自分で考え、育ってゆく
それを親は追っかけないことが大切
追っかけても追っかけきれないことを悟るべき

過保護を見て見ぬふりをするのも嫌だ

これが老人を抱えた時も同じように処しているのが気がかりだ



年輪

2013-08-18 21:44:58 | Weblog
徳を積んでも年輪は残る
不徳を積んでも年輪は残る
徳も不徳を積まなくても年輪は残る

人間、何をしなくても年だけは取るんだよなぁ

でも、徳を積んでる年輪を見て敬えるんだよね
それを長老と呼んで慕われていた

今どうだろう
老人の質について考えさせられる機会がない
全ての世代にそれを見てもらわないと
なんでもかんでも、老人を敬えというのはいかがかな

民主化運動

2013-08-17 03:17:31 | Weblog
どこの国でも民主化運動というのは難しいのだなぁとつくづく実感する

紛争もさることながら
民主化を実現できているところがあろうか?

民主化の名を借りているだけでその実態は?

この世界で「民主化実現」ってあり得るのだろうか

チャールトンヘストン主演の「猿の惑星」最終場面
戦い終わってみれば~の画像が浮かんでくる





終戦記念日 

2013-08-16 09:38:04 | Weblog
この世から、「線引き」と「囲い込み」をなくそう
人間は何かというとこの「線引き」と「囲い込み」をしようとする

争いはここから始まる

身の回りに「線引き」と「囲い込み」が始まったら争いの火種が点く

強きが何でもありで、弱きが侵される
極まれば狂気も是
強盗、強姦、強制労働、強要
こんなことがと思うことが、平気で繰り広げられる

終戦後は、このような醜態がすべて封印される
したほうもされたほうもなぜか触れたがらない

この醜いさまをまた呼び起こすのか

富を築くには、戦争はいい道具
理由づけにうまいこと操られた弱い者の奮起を祈念する



悲惨な介護職

2013-08-15 06:10:28 | Weblog
腰痛や腱鞘炎が付き物の介護職
職業病ともいえるこうした肉体的障害と
うつ病が原因で離職する件数が多い

これらの発症によって就業が継続できなくなる事例が多いのに
予防や対策はないに等しい

あたかも使い捨てのように現場から消えてゆく介護職
その時点から収入は途絶え
失職しても元の給与所得が低いから、失業手当受給が低く生活困窮となる
再就職もこれらの症状が改善しない限り不可能となる

使い捨ての状況下ゆえにいくらでも求人があるというのはいかにも不幸である
就業することが使い捨ての身の上になること覚悟してって残酷である

こんな実態で残された結果について問われることは前にも後ろにもない
社会的に支える?
支える人を社会は支えているの?