夜明け

おばあちゃんと過ごす夜…

色々、不思議な現象が起こりました。

舞が線香確認のため20分置きにアラームをセットして仮眠をとっていた１時頃、

ブーン！！！

とすごい音で蛾みたいな虫が舞の耳の横に近付いてきたので飛び起きました。
でも、辺りを見回してみるとそれらしき物体はありませんでした。部屋は明るいし居たらすぐわかるはずなんだけど…

そして、また眠りにつくとアラームが鳴る前に今度は虫ではなくボワーとなんか顔の上に居る感じがして起きました。
更に眠りにつくと、また同じ感じで目が覚めました。

結局３回も不思議な起き方で。

さっき、マミーにこのことを話すと、なんとマミーも一回ほど蝿みたいな虻みたいな黒い物体がマミー目の前を横切り棺の方に飛んで行ったのを見たらしいです。

あと、舞は寝ていて気付かなかったんですが、夜中マミーと玲は棺がすごい音で

ゴトっっ！！

って言ったのを聞いたらしいです…

不思議な現象が色々あるもんですね。

不思議と言えば、あと二つほど。

バビーが亡くなった後、冥途の土産を探しに、舞とマミーの２人でバビーの家に行ったのです。
そして、仏壇に拝もうとしたら、いつもきれいに整えて置いてあるはずのおじいちゃんへのお供え物が、ありえないズレ方をしていてびっくりしました。
バビーが入院して以来、マミーしかその家には出入りして無かったのに…。

あと、バビーが入院中みんなに見えないものが見えていた事です。

とりあえず、病室にずっと一人男の人が居たみたい。顔ははっきりしてわからない。でも、それはおじいちゃんではない。苦しくなって調子が悪い時に出てきて、手術中もずっと天井にいて仕事をしていた。

それは、ある時は複数いたり、小さい女の子になったり、黒い塊になったり、いきなりフッと消えたりする。

意識もあるし、他の言う事もしっかりしてるのに、ずーっとそんな事を行ってました。全然怖く無さそうでしたが。

本人は、もともと霊感があるわけでもないし、そういうの信じる様な人でもなく…
「なんで見えないの？」って逆にこっちが見えないのがおかしいと思われていたみたい（笑）

ほんと、不思議ですね…(^_^;