
こんにちは。
MBSR(マインドフルネスストレス低減法)認定講師(IMA/ドイツ , IMCJ/日本)
ヒューマンスキル研修講師のマグノリアです。
マインドフルネスやコミュニケーションについて、ブログに綴っています。
リアクションをしてい頂いたり、コメントを頂いたりするととても嬉しく、励みになります。
ありがとうございます🤗
買い物や食事でサービスを受ける立場になった時、サービス提供側に感謝の言葉やお褒めの言葉をしっかりお伝えするって大切だなぁ、と改めて感じました。
さて。
前回頂いたコメントに
『瞑想をやってみたけれど、雑念がどんどん出てきて⋯』
とありました。
わかる!わかる!!!
と思いながら読みましたー。
瞑想アルアルと言ってもいいです🤭
実は、わたしもマインドフルネスに出会う前は
『瞑想=雑念を手放す』
だと思っていました。
旅行などで名刹に行き、坐禅の真似事などをすることもありますが、目を閉じて座ったとき、アレやコレやの雑念がどんどん湧き上がってきて
あー!座禅って難しい。瞑想なんて私には無理だ!
と思ったものです。
マインドフルネスで初めて長い瞑想を行ったとき、指導してくださった先生から
『雑念が浮かんでもいい』
『それが、どんなにネガティブなものでもいい』
と言われ
え?そうなの?
と大変驚きました。
さまざまなことが気になったり、考えが浮かぶのは人間として当たり前。それが脳の自然な働きなのです。
完全に雑念から開放されるなんて、解脱者にしか出来ず、その境地に達するには長く厳しく辛い修行が必要なのでしょうね。
マインドフルネスでは注意深く気づくことを意図して瞑想をします。
"雑念"が浮かんだら、「あ、考えが浮かんでる」「あ、〇〇って考えている」などと、その都度気づくことを繰り返すのがマインドフルネス瞑想です。
浮かんだ雑念や考えにのめり込んでしまわず、少し距離を取って眺める感じです。
ですから
雑念大歓迎!
なのが、マインドフルネスの瞑想なのです✨
自然に任せていると、過去や未来や妄想をグルグル考えます。絶えず考えは移り変わって止めどがありません。
そして、人間の脳はネガティブな事が大好きなんです。
雑念を拒絶せず、ただ少し距離を保って「今この瞬間の思考や感覚」に気づくことを繰り返すと、脳の働きがいっときシンプルになるので、とてもスッキリします。
生きていく上では、脳をフル稼働させないと行けないけれど、現代人は複雑な社会構造の中で生きているし情報も過多なので脳が疲れちゃうのです。
いっとき、意図的に脳を休ませてあげることがセルフケアに繋がりますよ。
次回はマインドフルネス瞑想のやり方について書く予定です。
今日もお読みいただいてありがとうございます。