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ゲツトウの育て方

2021-10-20 07:41:00 | 日記
ゲットウ(月桃)の育て方




植物名
ゲットウ(月桃)
学名
Alpinia zerumbet
英名
Shell Ginger
和名
月桃
科名
ショウガ科
属名
ハナミョウガ属
原産地
東南アジア一帯

基本情報
育て方
ゲットウ(月桃)の特徴

ゲットウの特徴は、葉が生姜の葉と同じような形しているところです。ゲットウの葉は楕円形をしていて、葉の幅は10cm~15cm位、葉の長さは50cm~60㎝位あります。葉は光沢がある深緑色をしています。ゲットウのつぼみは白いですが、花は黄色できれいです。花の先端が少し桃色をしていて、花の形は提灯に似ていています。果実は丸い卵型をしています。秋になると赤茶色の実がなります。丈は伸びると3m位になります。 また、ゲットウは、葉に殺菌効果や防虫効果があるので、防虫剤や防腐剤、化粧品などに活用されています。沖縄などでは昔からゲットウの葉を食材を包む材料としても活用しています。

ゲットウ(月桃)の詳細情報

園芸分類 草花
ゲットウ(月桃)の種類・品種

日本に生息しているゲットウには、沖縄に生息しているシマゲットウと大東島に生息しているハナソウカの2つの品種があります。沖縄に生息しているシマゲットウは鹿児島県の佐多岬まで生息しています。ハナソウカは八丈島や小笠原諸島にも生息しています。


基本情報
育て方
ゲットウ(月桃)の育て方カレンダー

時期 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
種まき
植え付け
植え替え
開花
収穫
肥料
ゲットウ(月桃)の栽培環境

用土

ゲットウは、水はけがよく保水性も良い土を好むので、硬質の赤玉小粒、ピートモス、腐葉土を混ぜた用土を使います。園芸店等で購入できる観葉植物用の培養土でも大丈夫です。


ゲットウ(月桃)の育て方のポイント

水やり

鉢植えのゲットウは、乾燥したり陽射しが強かったり土の表面が乾燥したら水を与えます。水を必要以上に与えると根腐れしやすく、枯れやすいです。葉が乾燥した場合は、霧吹きを使って水を吹きかけると元通りになります。

肥料

4月から10月頃まではゲットウの生育期間なので、追肥は緩効性の化成肥料を2月に1回位の割合で施肥します。もし、液肥を与える場合は、2週間前後に1回の割合で施肥します。

病害虫

ゲットウの葉には殺菌効果と防虫効果が期待されているので、病害虫の心配はいらないですが、コバエなどが発生している場合は用土に原因がある場合があります。

ゲットウ(月桃)の詳しい育て方

選び方

開花時期に自分の好みの花のゲットウの苗を選び、開花が終わったら植え付けると良いです。苗は、葉がしっかりしているものが良いです。

種まき

ゲットウの種蒔きは、4月下旬から5月いっぱいに行います。育苗ポットの中に赤玉の小粒を入れて蒔きますが、種薪専用の土でも大丈夫です。日陰に置いて管理します。早ければ一月後には芽がでていますが、環境によっては3カ月位かかることもあります。

植え付け

ゲットウの植付けは、温暖な沖縄のような地域では地植えができますが、本土では冬越しが難しいので鉢植えが良いです。4月下旬から7月の間に行います、陽当たりの良い場所を選んで植え付けますが、陽射しが強くなったら日除ネットなどを使って半日陰状態にすると良いです。

剪定・切り戻し

観葉植物と同じなので特に剪定は必要ないですが、枯れり傷んだ葉などを見つけたら取り除くようにすると、いつもきれいなゲットウを鑑賞することができます。

収穫

ゲットウの果実は9月から10月頃収穫できますが、ゲットウは葉の収穫が主に行われます。4月から10月ごろまで葉は収穫することができ、収穫した葉は、日陰で乾燥させて防腐剤や防虫剤などとして活用することができます。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

ゲットウは、種だけでなく株でも増やすことができます。株分けをする時期は4月の下旬から7月の初め頃まですることができます。但し、梅雨の時期は避けた方がよいです。 株分けの方法として、最初にゲットウの株全体を鉢から引き抜きます。うまく引き抜くことができない場合は、鉢の周りをやさしく叩くと抜けやすくなります。次に引き抜いた株の根は崩さないように注意して、株の真ん中にナイフやスコップを入れて株を切り分けます。株を切り分けた後は、ぞれぞれの株の根に付いている土を丁寧にほぐします。根の先を少し切り落とします。株についている茎は、株の大きさや根に併せて数本程度切ります。株や根を整えたら、植木鉢に用土を入れて植え付けます。2年位経ったら、一回り大きな植木鉢に植替えをすると良いです。

ゲットウの賢い管理の仕方

ゲットウは育てやすい植物ですが、日本の本土で管理する場合、4月から10月頃までは外で管理することができますが、11月から3月ごろまでは、室内で管理をした方が良いです。また、ゲットウは水を好みますが水をやり過ぎると根腐れをして枯れてしまいます。一方、水が切れても弱ってしまうので水やりのコツは、鉢の表面の土の乾燥状態を見ながら水やりをすることです。 朝晩の気温が下がって来る秋以降になると、ゲットウは段々水を吸わなくなっていくので、水やりには注意が必用です。冬の季節は、暖かい部屋で管理する場合は、鉢の土の表面が乾いたら水やりをします。寒い部屋で管理する場合は、土の表面が乾いてもすぐに水やりはしないで数日たってから水やりをすることが、賢い管理をするコツです。特に寒い部屋で管理をする場合は、水のやり過ぎは根腐れを引き起こし、枯れてしまうこともあります。また、葉が乾いたら霧吹きを利用することも良いです。 ゲットウは、東南アジアが原産の植物なので、日本の本土での管理は難しい点もありますが、管理のコツを把握すれば、毎年綺麗な花を楽しんだり、葉を活用したりすることができます。






月桃は、ミョウガ科のハーブで、日本では沖縄や九州の南部の森や山の中に多く自生しています。防虫効果や殺菌効果があることから、沖縄地方では、自宅の庭で育てていたり、食材を包む材料として葉っぱが使われたりするなど、とても身近な植物となっています。

地上に出ている月桃の茎は、実は偽物で、本物は土の下(地下茎)にあります。ただ、偽物の茎ではありますが、その茎は2mほどにまで伸び、全体的な樹高が3mくらいになる大型の植物です。

 

月桃の葉っぱは、生姜の葉っぱと同じような楕円形をしており、その幅は、10~15cmで長さが50~60cmくらいで光沢のある深緑をしています。

提灯に似た形の花は、つぼみの間縁が桃色をした白色の苞に包まれていて、そこから白い花を突き出すように咲かせます。花は、4月下旬頃から咲き始め、花びらの内側(唇弁)は黄色をしており、中央に赤い縞模様があります。9月~10月頃には、卵型をした赤茶色の果実を付けます。

 

日本で自生している月桃には、シマゲットウとハナソウカという品種があり、シマゲットウは沖縄地方に、ハナソウカは八丈島や小笠原諸島に生息しています。

上でも書いたとおり、月桃は地下茎で育ち、その茎がどんどん伸びるので、地植えで育てたほうが花もよく咲かせて良いのですが、育て方さえ把握すれば、鉢植えでも育てることが出来ます。ただ、その場合は頻繁に植え替えをする必要があります。

 

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月桃(ゲットウ)の育て方


水やり

月桃は、乾燥気味な状態を好むので、土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるまでたっぷり水を与えましょう。水をやりすぎると、根腐れを起こして枯れる可能性があるので、土が乾いているかしっかり確認してから水やりするようにしてください。

土は乾燥気味な状態を好む月桃ですが、空気中の湿度は高い状態が好きなので、霧吹きなどで葉っぱや茎に水を吹きかける「葉水」を年間をなるべく毎日してあげましょう。月桃は、葉水によって水分補給をします。

 

休眠期に入る冬場は、あまり土への水やりは必要ありません。最高気温が20℃を下回るような晩秋になると、水やりの間隔を空け、土が乾いてから数日後に水やりをしてください。冬場であっても、土に水をやる時は、鉢底から水が染み出るくらいたっぷり水を与えます。また、冬場であっても、葉水はしてくださいね。

冬になると、寒さで地上部の茎や葉っぱが枯れてしまうことがありますが、地下部はまだ生きていて、春になるとちゃんと芽吹く可能性が高いので、地上部が枯れても水やりは続けてください。

 

肥料

肥料を与えなくても枯れることはなりませんが、肥料を与えることで生育が良くなります。肥料を与える場合は、月桃の生長期である4月~10月の間、2週間に1回のペースで液体肥料を与えるか、緩効性の肥料の場合は、2ヶ月に1回のペースで与えるといいでしょう。

 

置き場所

自生している月桃は、湿度が高く、日差しが弱い森のなかで育っています。直射日光には弱い性質があり、直射日光を浴びると、葉焼けしてしまう可能性が高いので、春から秋(4月~10月頃)までは、戸外の半日陰の場所において管理するといいでしょう。

夏場、日差しが強くなってきたり半日陰の場所がなくなった場合は、遮光ネットなどを使って半日陰の状態を作って、育てるようにしてください。

 

月桃の耐寒温度は、5℃といわれています。ですので、11月に入る頃には、日差しが入る明るくて暖かい室内に置き、暖かくなる(3月頃)まで、室内で育てるようにします。

この時も、西日など強すぎる日光を浴びないように置き場所には気をつけてくださいね。
室内が温かい場合は、土の表面が乾いてから水を与えますが、室内でも寒い場所で管理する場合は、水やりの間隔を空けるようにしましょう。

 

植え替え

月桃の根っこは広がるのが早い性質があり、根詰まりしやすいので、なるべく毎年植え替えをするようにしましょう。植え替えの適期としては、4月の下旬~7月のはじめに行うといいでしょう。ただし、雨がよく降る梅雨時期は避けたほうが無難です。

植え替え方法としては、以下のとおりです。

新しく用意した一回り大きい鉢に新しい用土(市販されている観葉植物用の土)を入れます。鉢から根っこごと株を引き抜いて、付いた土と根っこをほぐした後、伸びすぎている根っこや傷んでしまった根っこを切り落とし、新しい鉢に植え替えます。

 

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月桃の効果や効能は?


緊張やストレスの緩和

では、ここからは月桃の効果や効能について紹介します。月桃の葉っぱには、とても良い芳香があり、その精油はアロマとして活用されています。月桃のアロマの効果としては、緊張やストレスを緩和したり、脳を刺激して血圧を下げる作用があります。

 

抗菌作用

また、強い抗菌作用もあるため、防虫や防カビ、消臭の効果もあります。その効果から、育てているときも、病害虫の心配はほとんどいりません。摘んだ葉っぱや乾燥させた葉っぱを置いておいたり吊るしたりすることで、虫除け効果が期待できます。

 

美肌効果や肌荒れ予防

他にも、葉っぱには赤ワイン以上のポリフェノールが含まれているため、高い抗酸化作用や美肌効果が期待されており、月桃を使用した化粧水やハーブティーが販売されています。

月桃茶は、アンチエイジングの他にもリノール酸により脂肪の生成を抑える効果やがんの抑制効果が期待されています。また、香りにはリラックスを促す効果があり、カフェインが含まれていないので、夜に飲むことで心地よい眠りに誘ってくれます。

 

カフェインレスで子どもでも安心して飲むことが出来ますが、妊婦さんがこのハーブティーを飲むことは禁忌とされているため、妊婦さんの摂取は避けたほうがいいでしょう。

葉っぱの利用だけでなく、根っこのエキスには皮膚疾患を予防するコンドロイチンが含まれており、石鹸や化粧水として利用されています。このエキスは、肌荒れ予防や改善の効果が期待されています。

 

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月桃茶の作り方


出典:https://oasisshokudou.ti-da.net/e7574378.html

月桃を使ったハーブティーは(化粧水もですが)、実はあまり市場で流通しておらず、今のところ、月桃茶を取り扱っている、ごく一部のお茶屋さんで購入するか、ネット通販で購入するかしかありません。

でも、せっかく月桃を育てているのですから、自分で育てた月桃でハーブティーを作ってしまいましょう!月桃茶の作り方は以下のとおりです。

月桃の葉っぱを適当な量摘み取り、1cmくらいに刻みます。
ザルなどに広げて天日干しします。この時、何度かひっくり返すことで、均一に乾燥させることが出来ます。
葉っぱが完全に乾燥したら完成です。
乾燥した茶葉は、お湯に入れ3~5分ほど沸騰させると、美味しく月桃茶を淹れることが出来ます。茶殻は、消臭の効果があるので、下駄箱や生ゴミ用のゴミ箱に入れておくと、防臭効果が期待できます。

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