大学生のサイトを見ていると事務員についての不平不満を目にすることがある。特に社会人経験がある学生から見ると大学事務員の覇気の無さは深刻だ。
私も経験あることだが、国立大学の事務員のモチベーションの低さは目も当てられない。図書館の司書はいつも不在であり、呼び出したら嫌な顔をされた。庶務や会計についても同様だ。彼らは毎日定時の5分後には自分の車に乗っていた。一生懸命働いているのは決まって非常勤の職員だった。そんな姿を見ていれば地方国立大生が公務員を目指すのは当然か。
大学事務は外注でいいのではないか。現在でも警備員や清掃員は外注だ。彼らの方が何倍も働いている。その上コストも安い。労働組合側は抵抗するだろうが、あのような実態がいつまで許されるのだろうか。学生は立場上クレームしづらいだろうし、教員も異動が多いのでいちいち口を出さないから改善は難しい。少しでも改善させるには学生に大学はサービス業と認識させ、顧客としての自覚を持たせることが大事だ。そうして大学側に圧力を掛ければいい。大学は卒業証書発行装置ではないのだから。現にロースクールや予備校の学生は必死だ。
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