「 シェルブールの雨傘 」 を 見ながら 「 ロシュフォールの恋人たち 」 を見ていました。
そんな訳で本日は 「 ロシュフォールの恋人たち 」 …
「ロシュフォールの恋人たち」予告編
Les Soeurs Jumelles
ロシュフォールの恋人たち(挿入歌)・・・ジョージ・チャキリス ( 「ウエスト・サイド物語」 ) が唄い踊ります
Goo映画さま より 解説をコピペさせて頂きました。
「シェルブールの雨傘」のジャック・ドゥミーが脚本・監督したミュージカル。
撮影はギスラン・クロケ、作詞は監督のジャック・ドゥミー、作曲は「シェルブールの雨傘」のミシェル・ルグランが担当した。
主なミュージカル・ナンバーは「デルフィーヌとソランジュ姉妹の歌」「マクザンヌの愛の歌」「イボンヌの愛の歌」「キャラバン隊の歌」など十四曲。
美術はベルナール・エバン、振付はノーマン・メーン、衣裳デザインはジャクリーヌ・モローとマリー・クロード・フーケがそれぞれ担当した。
出演は 「 反撥 」 のカトリーヌ・ドヌーヴ、 「 スパイがいっぱい 」 のフランソワーズ・ドルレアク (カトリーヌ・ドヌーヴの実姉で 唯一の共演作 )、
「 パリは燃えているか 」 のジョージ・チャキリス、 「 フランス式十戒 」 のダニエル・ダリュー、
「 パリのアメリカ人 」 のジーン・ケリー、 「 家族日誌 」 のジャック・ペラン。 「 獲物の分け前 」 のミシェル・ピッコリ ほか。
Goo映画さま より
all cinema さんの解説をコピペさせて頂きました。
年に一度のお祭りを目前に控える南仏の海辺の町ロシュフォール。
双子の姉妹ソランジュとデルフィーヌは、それぞれ芸術を志しながら、理想の恋人との運命の出逢いを夢見ていた。
そんな彼女たちの母親が営むカフェは、オートバイの曲芸師や画家の水兵など常連客たちで今日も大盛況。
そして、いよいよお祭り当日。色々な催しで盛り上がる中、ソランジュとデルフィーヌを中心に様々な恋愛模様が繰り広げられていくのだが…。
「シェルブールの雨傘」で全編、台詞も唄という実験(悲恋ドラマというのも挑戦的だった)を行ったJ・ドゥミが、
感情の昂ぶりと共に台詞が唄に、芝居が踊りに転ずるというミュージカルの黄金律に立ち返った。
陽光眩しい南仏ロシュフォールがその舞台。アメリカから当時人気のチャキリスと尊敬するケリーを招き、
ドルレアックとドヌーヴの実際の姉妹に夢見る双子を演じさせ、
よりジャズ的なルグランのスコアに胸踊る、ハリウッドを脱したミュージカルでは最良の一作。
まさに“観終わって観客が幸福でいっぱいになるような”彼の映画哲学にこれほど適った作品もない。
姉妹の母を演じるダリューの変わらぬ愛らしさも嬉しい限り
。彼女を想いながら(実は幼い息子の落とし種がある)、自分の“奥様(ダム)”という姓を恥じて姿を消した純情小父さんのM・ピッコリも素晴らしい。
そんな大人の恋を綴りながら、一方で若い恋愛模様を、G・クロケのカメラは鮮やかな原色で展開する。
ドヌーヴの恋人となる水兵(J・ペラン)が心の恋人の絵を描くと、それが彼女だった--なんてサワリも実にロマンチック。
ドルレアックはケリーの“巴里のアメリカ人”に夢中になり、
オートバイの曲乗り師のチャキリスは既にパートナーがいて(ケンカが絶えず、姉妹に色目も使うけど)、ちょっと損な役どころ。
彼らの愛と音楽の情熱がクライマックスの祭で弾けて、何とも言えぬ余韻を残す“旅立ち”のフィナーレへ。
小さな港町狭しとかけめぐる恋・歌・夢……。思い出すたび、その至福感に涙ぐんでしまうほど爽やかな映画なのだ。
<allcinema>
在りし日の青春映画です…ネ
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