シュテルンターラー

思い入れの深い愛馬の引退に、お仲間さんを真似て、
「メモリアル」という記事にすることにしました。

第１弾は、先日、引退となったデイズオブメモリーの記事でした。
５歳の芦毛の愛馬でしたが、第２弾も同じく５歳の芦毛の愛馬です。



グリーンの５歳牝馬・シュテルンターラーの引退が決まりました。



（写真は２歳の４月時のもの。　グリーンファーム公式より拝借。）


シュテルンターラーの父はネオユニヴァース。
一般に、「ネオの牝馬は走らない」とされていますから、
４勝をあげてくれたシュテルンはなかなか孝行娘だったと思います。


栗東・坂口正大厩舎に所属し、２勝。
定年で厩舎が解散した後、高野厩舎へ転厩し、２勝。

２歳の１１月に新馬勝ちをし、３歳緒戦を目の前に軽度の骨折。
それでも、元気に戻ってきてくれて、その後、３勝をあげてくれました。

準オープンに上がってからは、適鞍の1200ｍ戦に出走できなかったり、
チグハグになってしまっていましたが、それでも、調整さえ上手く行けば、
このクラスでもやって行けそうな手応えは感じていました。
寿引退の来年３月まで、レースで応援できるものと思っていました。

それだけに、前走後、調教中に肺からの鼻出血を発症、
調教再開に時間が掛かるとしての引退の報には無念を感じます。

牝馬で、終わりが決まっているのですから、仕方ないことだと思いますが、
分かっていても、もう少し、レースで走る真っ白な馬体を見つめていたかった。
応援したかった。　シュテルンの名前を直線で叫びたかったです。


芝1200ｍで１勝、ダートの1200ｍで３勝と、典型的なスプリンター。
調教から全力で走る、「暴走娘」でした。

全１８走の内、１３走が1200ｍのスプリント戦で、
芝・ダートを問わずに走ってくれました。
勝ち鞍だけじゃなく、２着・３着も全て1200ｍの距離でした。

生涯成績　4-2-2-0-0-10　　獲得賞金4,335万円

勝ち鞍は芝1200ｍの新馬勝ちと後は全てダート1200ｍの平場戦。

芦毛でも早くから白かったシュテルンがレースで走る様はとても綺麗で、
真っ白なシュテルンが先頭でゴールする姿は、今も目に焼き付いています。
とても個性的な愛馬で、愛着を感じさせる仔でした。
そんなシュテルンの引退は本当に残念で、寂しいですけど、
お母さんになる為には、今ここで牧場に帰るのは良い事でしょう。

いつか、そんなシュテルンの子供に出資したいです。
できれば、暴走キャラを受け継いだ、芦毛の牝馬がいいな。（笑）


シュテルンターラー、今まで本当にお疲れ様でした。

そして、たくさんの感動をありがとう！