セレクトセール

この２日間、ノーザンホースパークで開催されていた

セレクトセール2010ですが、売却率こそ良かったものの

１頭当たりの平均価格・最高価格、
ともに厳しいセールとなった模様。


先週の土曜日に行われた、

社台・サンデーの1.5次や２次の売れ行きが、
常軌を逸しているということなのでしょう。


そして、あの「セレクトセール」でこの状況なら、

他のサマーセールに至ってはどんなセリになることやら、
背筋が寒くなります。


社台グループやほんの一握りの大牧場以外の
零細牧場（失礼）の馬は売れるのでしょうか…？？


元愛馬が社台グループから出されて、

規模の小さな牧場にお世話になっています。

産駒が売れなければ、経費だけがかかる訳で、

馬産をやめる牧場が出てきそうな気がします。

余計なお世話と言われそうですが、
なんだか心配になっちゃいます。


そういう裾野が狭まると、牝馬の受け皿も狭まって、

繁殖牝馬に上がるためにはかなりの良血か、

かなりの競走成績を求められそう。


何となく暗澹たる気持ちにさせられた、
今年のセレクトセールでした。