新車&NAVI&ETCを発揮すべく選んだ行き先は、福山で今開催されている「北大路魯山人展」。この企画ではあの「星岡茶寮」で使用された器や、ふくやま書道美術館での書画、篆刻の展示もあるといい、こういうのは広島にはなかなか来ないので、夫の会社も福山にあり車を置かせてもらうことにして、大型連休の4日、ETCを利用して行ってきました。
7時過ぎに出発、我が家は高速広島ICに近いこともあり50分で福山西IC着。会社はそこからすぐ。コーヒーを頂き、少しゆっくりして、約40分歩いて美術館10時過ぎ到着。
若い人はほとんどおらず、あれこれお喋り、説明?しながら進む年配の方々で占められた館内は賑やかなこと。ところどころ、その食器に盛られた豪華な料理の写真も展示され、改めて今よりも物量の乏しかった時代の美食への極みに感心してしまいました。
せっかく福山まで来たのだからと鞆の浦へ行くことにしました。
あまり好きではない宮崎駿の「ポニョ」の舞台?と、ここに橋を架ける云々でせっかくの景観を損ねることで揉めている、鞆の浦です。
この時期は鯛網のシーズンなので、駅前バス乗り場に大きな案内がありました。が、乗ったバスはガラガラ。駅前からバスで30分510円です。鞆鉄バスさん、ちと高いですよ。
ひなびた漁村、という感じでいいところです。やっぱり署名運動やっていました。もちろん、「反対」。市長さんは公約などで引っ込みがつかなくなっているのかもしれませんが、日本ももっと昔からの風景を残していかないといけないと思うのです。残すようにしないと、残るものはありませんから。
船着場にある「雁木」。