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日々是老・病

84歳の後半に入り、身体にいろいろと加齢に基づく不都合が生じています。日誌代わりに備忘録として経過記録します。

「HOPE」を見てしまった

2016-07-17 23:31:19 | 日記

フジTV 21:00 新ドラマを見てしまった。棋士になり損ねた一ノ瀬歩くんが、新人商社マンへと歩み出すドラマだが、懐かしい場面があった。新人たちが倉庫に不良品の検品に出かけて、他は帰社したのに歩くんが一人取り残されて苦戦していた場面ががそれだった。

30代にメーカーから、取引先の商社へ出向して新事業のサポートの予定だった、初出勤日に今後の同僚からの歓迎会があった。銀座で一杯、赤坂へ移ってそれから銀座に戻っていたが、酒類極弱に過多酒類ではいつの間にか前後不覚だった。前日赤羽の家族寮に到着したばかりの関西人が、銀座の店に一人取り残された、さてどうなるか。

赤羽駅でタクシーに乗って、焼却場の裏の3階アパートとだけ…。目が覚めたら、朝出てきた3階建てがあった。翌朝、私を置いて帰った同僚が、「昨夜は先に帰ってごめん」と、事の次第を話して、無事の帰着を告げると、「さすがは商社マン !! 」とは恐れ入った。後日作成した営業マンマニュアルに、「酒を飲んでも呑まれるな、寝込むなかれ」と書き足した。

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父の日は白のカーネーション

2016-06-20 16:12:22 | 日記

 

昨日、娘から生花の花籠が届けられた。白カーネーションとひまわり、ガーベラほか、なかなかの盛り付けが嬉しい。

 

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ヒバリの呼吸

2016-06-16 08:46:04 | 日記

ヒバリのさえずりは呼吸の往復で発するものか、驚くほど長続きするものだ。歩いていて頭上でさえずりを耳にすると、見上げて鳥影を探してしまう。停空飛行なら良いが、目で動きを追いかけていると、平衡感覚が怪しくなってクラッとしてしまう。

口笛を往復呼吸で吹くと、自転車で走ろうが、山歩きをしようがとめどもなく吹き繋げることが出来る。口笛大会で聴く巧者の中には、呼気で吹けても吸気では吹かない人も居た、声楽家も呼気専門だから、何の不思議もない、正統で単純な発声法だということになる。

獣の唸り声、吠えつき、遠吠えなどは吸気専門ではなかろうか?呼気で唸り声を出し切ってから、一息ついてから飛びかかるよりは、吸気で唸り上げた頂点では跳躍力の遅速を制するには吸気側が勝っている

などと考えながら、ひと気のない農道をヒバリのさえずりに合わせて、朝の散歩をしている。

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文化的な一日

2016-06-08 22:23:02 | 日記

月に一度の高校OBの飲み会が新橋でPM5時からあった。早めに出かけて、都内の散策、今日は駒場公園に出かけた。

日本民芸館には初めての訪問、「朝鮮工芸の美」をとくと鑑賞しました。軽くいびつな壺・皿の出来は、民芸品との表現が素直に思います。多彩な展示品の中には、こんなのが欲しいなと思ったことでした。本館から出て、柳宗悦の住居でもあった西館に移ると歌声が聴こえた。柳氏のご夫人・柳兼子のアルトの調べに聴き入った。

何と昭和12年にシューベルトの「冬の旅」24曲を、アルトの人がコンサートで歌ったということを知って驚いた。次いで日比谷公会堂でも歌い、夫の木食上人の遺跡掘り起こし資金に当てることもしている。息子3人も育って名を遺すという賢婦人だとは、大したお人だ。

ついで、日本近代文学館では、明治以降の文人の原稿が展示されて、その推敲振りが多彩で面白かった。悪筆家の方が多いのは、内容優先、文字の体裁などはそっちのけかと、これも面白かった。曰く“文人も ワード無き世の へたれ文字” と見ました。

公園の中の重文「旧前田家本邸」はその広さが凄い。当時華族の諸々嗜好が感じ取られて興味深かった。公園のふた抱えもある巨木は、建物群に貫録を与えて、これはいいなあ、との一言である。

 

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