サルと私

大阪の研究者のブログです。動物のことや研究のことや日々の生活のことを書いていこうと思います。

冬の勝山

2014年02月23日 | 日記
お久しぶりです。
今、勝山に来ております。
例年2月はかなり雪が積もるのですが、今年はほとんど積もっていません。
過ごしやすいのはいいことですが、夏になると水不足になる可能性があるので、一概にいいとは言えません。

雪が少ないとはいえ、やはり大阪に比べるとだいぶ寒いです。
サルたちもハドル(サル団子)を作って寒さをしのいでいます。
勝山では2頭のサルでハドルを形成することが多く、小豆島などのように、多くの個体で身を寄せ合って巨大なハドルを形成することはありません。
だからこそ、勝山のニホンザルでは、ハドル形成時のコミュニケーションを見ていると面白いなと思います。
博士論文では、相手に毛づくろいをしてハドルを形成していることを示しました。
今回の滞在でも、やっぱり毛づくろいをしているようです。
でも、ハドル形成には、毛づくろい以外にもいろいろなやりとりがあるような気がします。
まだ謎が眠っていそうで面白いですね。

白い巨塔

2014年02月15日 | 日記
な病院に1週間ほど入院していました。
定期的な検査のための入院なので、特に大事ではないですけどね。
普段は内科のお世話になることが多いのですが、今回は外科に入りました。
内科と外科だとやっぱりいろんな雰囲気が違いました。
健康であることを大切にしたいと思いました。

やはり白い巨塔よろしく教授回診があります。
週に一度はそれぞれの科の回診、月に一度は院長回診があります。
その他様々な研究グループの回診もあります。
そして、先頭の先生の横にいる先生が、おそらく病棟の患者さんの病状の経過を把握されており、メモなども見ずに、横にいる先頭の先生に説明されていきます。
すごい記憶力ですね。
お忙しい中でどのようにして記憶されてるのが一度伺ってみたいものです。

そんな感じの入院生活でした。
研究室がすぐそばなので、自宅にいるよりも快適でした。
栄養バランスのとれた食事も出ますしね。
それではまた日常の生活を頑張っていきたいと思います。

公聴会終了

2014年02月03日 | 日記
最近ちょっと暖かい日が続いて過ごしやすくなっていますね。
先日、無事に公聴会(博論の発表会)が終了しました。
質疑応答でもうちょっといろいろ言いたいことがあったなあというのが、ちょっと残念でした。
あらかじめ想定していた質問であっても、いざいうときに話が飛んでしまうことがあり悔しい思いをしました。
でも最後に自分の言いたいこと、つまり「(友達には)見返りがなくても毛づくろいをすることがあるんだ」ということを伝えられたという点で、僕の大学院での研究生活の締めくくりとして、まあまあよかったかなと思います。
反省しきりの5年間ではありましたけども(汗

さて、これからはノルマのない研究生活に突入していきます。
やりたい研究がいろいろとあり、また、共同研究の話もいくつかいただいているので、これからの研究生活が楽しみです。
とりあえず、早く論文を執筆して投稿できるように頑張ります。
今まで応援してくださったみなさま、ありがとうございました。