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幻家post

絵葉書のように旅の味わいをお届け

祈りのステンドグラス美術館

2019-03-11 | 北海道
3月11日。

過去と呼ぶにはまだ、生々しい記憶が脳にある。
振り返るまでもない。忘れたくても消えやしない。

祈りの場所は、教会だけではないけれども、
ステンドグラスの煌めきを見つめていると、しばし、浮世を離れられる。
小樽芸術村、三館目はステンドグラス美術館。

旧高橋倉庫を改装しており、木造の柱や屋根の様子は素朴。
そこに、イギリスの教会にあったものが約140点飾られている。
二階の高い天井まで届くようなものは圧巻。大胆な色使いも美しい。

小さめでも、人の背丈くらいある。鑑賞する人々も自然に無口になっている。
カンタベリー物語を表したものは、何か日本の絵巻物に似て面白かった。
外はまだ寒い。暖かな光が、早く、広く、満ちますように。

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