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日本軽種馬協会静内種馬場に

2006-10-24 09:52:11 | Weblog
23日、種牡馬ロックオブジブラルタル(牡7)が、来年から新ひだか町・日本軽種馬協会静内種馬場で種牡馬入りすることが明らかになった。

 ロックオブジブラルタルは、父デインヒル、母Offshore Boom(その父Be My Guest)という血統の愛国産馬で、現役時代は愛・A.オブライエン厩舎に所属していた。
2歳時の2001年にデビューし、同年の仏グランクリテリウム(仏G1・芝1400m)、デューハーストS(英G1・芝7f)を勝ち早くもクラシックレースの
注目馬となる。
翌2002年3歳になると英2000ギニー(英G1・芝8f)、愛2000ギニー(愛G1・芝8f)、セントジェイムズパレスS(英G1・芝8f)、サセックスS(英G1・芝8f)、ムーランドロンシャン賞(仏G1・芝1600m)と、2歳から3歳にかけて欧米でG1・7連勝と、G1連勝の世界記録を樹立した。
現役最終戦のBCマイル(米G1)は2着に敗れたが、2002年の欧州年度代表馬に選ばれている。

 2003年から愛国・クールモアスタッドで種牡馬入りし、現在はシャトル種牡馬としてクールモア・オーストラリアで繋養されている。
初年度産駒は現2歳になるが、今のところ重賞勝ち馬はイーグルマウンテン
(ベレスフォードS-愛G2)のみという成績となっている。
JRAでは現在、ユキノマイ(牝2、栗東・藤原 英昭厩舎)、ラブレター(牝2、
栗東・坂口 正大厩舎)の2頭が馬名登録されているが、2頭ともまだ出走していない。

 父デインヒルは2005年の英リーディングサイアーで、欧州を代表する
大種牡馬で、日本では1996年にデインヒル自身がリース繋養されたほか、
デザートキング(愛ダービー-愛G1)らも導入されたことがあるが、直系の活躍はファインモーション(2002年エリザベス女王杯-GI)くらいで、欧州程の活躍馬は出ないのが現状だ。今後日本でどれほどの成績が残せるか注目される。