WOWOWでKen's Bar＠札幌を追体験

いやいや、WOWOWでのKen's Bar＠札幌。
堪能しました～。
WOWOWの入るTVが置いてある台所が寒かったので、
しょうが湯飲みつつ、2時間。
――ーKen's Barだっつーのに、なにしょうが湯飲んでんだか…；

実際のライブの時間と放送時間（堅ちゃんのインタビューがプラスされてた）が
ほぼ同じ長さ、ということもあって、
MCも思ってたほどにはカットされていなかったようで、嬉しい♪

＃ ただあくまで“私の乏しい記憶の中では”なので、
　 いや、実際には案外バサバサ斬られてたり!? ひー；
　 とはいえ「あー、あそことあそこがサクられてるなあ」と思い出した事柄は
　 あとで列記してみます。

しかし、MCの内容はそれでも結構記憶に残っていた（つもり）ですが、
曲の部分は、やっぱ聴く側も体調不良だと、
やっぱり耳に入ってはきても、感度がニブってたんだなぁ～ と痛感；
「こんっな素晴らしい曲を、なんでそんな普通に聴いちゃってたんだろう～！」
とか、無念半分。
でも、そのぶん、毎年のBarのTV放送は
「そうそう、そうだった」って、自分の記憶を確認するように観てるとこもあるのに、
一度聴いたはずなのに、初めて新鮮に聴けだよーに嬉しかったの半分でした。
WOWOWさん、ありがとほ～。
（しっかし、堅ちゃんがSecond Stageで帽子かぶってたこととか
まったく記憶になくて、我ながら余程余裕がなかったんだろうなあ。）

個人的には、KANさんのカバー『君が好き 胸が見たい、じゃなくて！痛い』が、
胸を突かれるように、まさに「くぁ～っ！切ねえ！」（by堅）って良かった。
今にして思うと、シングルと全然アレンジが違う、ギター1本の
『キャンバス』もすごく沁みる感じ。
そしてそして、鈴木さんのピアノはいつもながら圧巻。堅ちゃんの歌に呼吸まで一体化してて
観てるこっちも「うあー。鈴木さんの伴奏で歌うのって気持ちいいだろーな～」
とかつい思ってしまう始末。



それでも、やっぱり現場（？）にいて良かったなあ～と思ったのは、
（以前biancaさんにいただいたコメントにも書かれていたのですが）
あの、堅ちゃんの歌声が、広い会場をぐわーっと包んでいくのが、肌で感じられるんですよね。
やはり、そこまでの雰囲気は、たとえ時代がデジタルハイビジョンったとしても
きっと伝わらないもんだよなあ。

＃ あ、これをお伝えしとかないと！と思ったこと。
　 TVではよくわからなかったけど、最後、メンバー紹介で、
　 急遽代打でギター参加された知念さんへの拍手が、ひときわ大きかったのです！
　 あとでご本人の日記で知ったのですが、
　 参加決定したのがBarの4日前！……プロってすげぇ。

一方、やっぱり映像は近くで観られるのが、いちばんのメリットですねー。
ライブ会場だと、テーブル席、それもゲキ近ならいざ知らず、
歌ってる堅ちゃんの表情まで肉眼ではなかなかねぇ。
会場の遠くの席でも、堅ちゃんの身体全体、まとうオーラまでが
歌ってる！って感じるのももちろん大好きだけど
顔をくちゃくちゃにして歌う堅ちゃんのアップを観て、
ホント、歌ってるというより、変な話、
「彼自身が楽器みたい…」とか感じてしまいました（笑）。
TVの歌番組でも観てるはずなんだけど、1曲だけだとなかなかそこまで感じられないのよね。
（あ、あと、「これだけ表情筋動かしてたら、そら肌もはりつやパツパツになるわ」
と、納得。）


私が個人的に嬉しかったのが、Barの中継の合間に入ったインタビューの部分で
「（歌うことは）30代前半の頃は苦しかったけど、
この1～2年は非常に楽になったというか、
やっぱり歌うことしかできないし、それでもやりたいと思うようになった」
という堅ちゃんの言葉。
（正確な言い回しは自信ないけど、たぶんこんな感じの内容）
そういや、2～3年前のインタビューなんかでは、
悩み多きというか苦しそうというか
「大丈夫か、この人は；」的なコメントが多かった記憶があるので、
そーか。今はその時期を抜けたのね。ヨカッタヨカッタ♪

っていうのと、今、私自身がちょうどそーんな（笑）30代前半だったりするので
「そっかそっか。この時期を、うんうんうなりながらも逃げずにちゃんと仕事した人には、
あとでちゃんとその人なりの『ごほうび』（っていうか、答えが見つかる？）があるんだなー」と、
なんというか、元気が出ましたよ（笑）。
（いちど、音楽番組以外、たとえば「情熱大陸」とか「プロフェッショナル」とかで
堅ちゃんの、表舞台だけじゃない仕事ぶりのドキュメンタリーも観てみたいなあ。とか思う私。）

そんな充実ぶりは、堅ちゃん自ら
「Ken's Bar10周年だし、アルバム出したら今年は全国50ヶ所くらいツアーで回りたい」
と発言するほどらしく、
TVでそれを聴いて思わず「うををををっぅ！」と叫んでしまったのですが、
ボッコさんに「15箇所くらいでいんじゃね？」と却下されたそう(T T)。
＃「それだとKen's Barのツアーじゃないじゃん。1年で終われないじゃん」という理由。
　それもそうか；
まあ15箇所っていうのも、よく考えたらすでにかなりの本数だよなー。

「何をするかは今検討中」って、えーこれからで間に合うんかい？
ホントはもー決まってるんじゃないの（笑）とか思うんですが、
やっぱTVでライブを観るとねぇぇぇ
「あーナマでライブ観たーい！ また夏まで待つの!? 長いよーう！！」
ってしんぼーたまらんくなりますので、ウズウズしながら号砲を待ちたいと思います♪


（でも前のオリジナルアルバム「SENTIMENTALovers」がリリースされた年も
ライブはデビュー10周年記念の
「Ken Hirai 10th Anniversary Tour」だったので
（あれは22ケ所29公演で、すごく嬉しかった。たしか5回行った…；）
アルバムタイトルを冠したライブツアーって、「LIFE is...」の時から―うわ6年!?ないんだ！（驚）。

アルバム出して→そのツアーに出て…って、アーティストの活動としては定石のパターンだけど、
好きなんですよねえ、私。
アルバムの新曲（たいがいは）全部ナマで聴けるし、
ライブの構成なんかも、そのアルバムのコンセプトが現れてて「へー」とか思うし。
アルバムリリースがない、ここ3年はもちろんKen's Barだったしなぁ…。
Ken's Barも毎回すごく凝ってて、飽きるってことは全然ないんだけど、
久々にアルバムとライブをセットで観たいなあ～という欲求も、個人的にはあります。）


しかし例によって台所（しかも玄関脇）のTVでWOWOW観てたんですが
（※注：抹茶家では、台所に置いてあるTVしかケーブルTVが入りません）
今回放送時間が比較的早かったもんだから、
“開演”からしばらくは、近所のオバちゃんが来てて
「あらー 抹茶ちゃん、相変わらず平井堅が好きねー。これどこでやってるの？」
とか話かけられて、MC全然聴けなかったし
ようやくライブに浸れるよーになった第2部の始まったあたりで
酔っ払った親父が帰ってきて「をう!お前またナカヤマケンかー！」
（※注：抹茶父は、いまだに堅の名前を覚えません）
「これ今放送してんのか？ビデオか？」とか、どーでもいいことでうるせぇうるせぇ。
最近地上波は自室のパソコンで観てるか、ケーブルも家族の不在時や深夜に録画したのを観てるので
忘れていたのですが、家族のいる前で好きなアーティストや俳優の番組を見るときの
苦痛やらイライラやらも久々に思い出しました。
でもまだビデオに撮ってただけましかー。
小中学生の頃なんて、「今、○○が出てるから話しかけないでよー」なんていった日にゃあ
「親に対して何言ってるんだあ！」とか説教が始まって、それから全然観れずじまいなんて
日常的にあったもんなあ(T T)


そんな環境下での視聴だったので、フォローしきれてない点も多々あると思うのですが、
以下に、「あ、これカットされちゃったかな」って点を、
覚えてる範囲で列記してみました。

●年末に頑張ってTV出てた時の話。
　ある番組では歌う前にそのアーティストの年代別人気ランキングを発表してて
　（それを発表する赤坂泰彦の真似もしていた）
　「全世代まんべんなく支持を集めて…」みたいなことを言っていたのに、
　グラフを観たら10～20代の支持だけがドドーンと低かった。
　（確か「何も歌う前に言わなくてもねぇ」って言ってた記憶が（笑））

●こちらもMステのライブに出演したときの話。
　裏話（移動車が誰々といっしょだった、とか）についてのMCは、
　ほぼそのままWOWOWでも放送されていたけど、
　出演者の中で唯一友達のaikoちゃんと、
　携帯メールでカカカっと「○○は××の先輩だけど、挨拶しても無視してた」「こわ！」
　みたいな毒メールをやりとりしていた、ってのはカットされていた。ははは；

●で、Mステだったかな。メガネでTVに出たら佐和子ママから
　「あんた、目ぇどないしたん？」と電話がかかってきて、
　あれはスタイリングとして、おしゃれのために掛けているんだ等々、
　一生懸命説明してもなかなか通じなかった挙句に、突然
　「ハチミツに柚子漬けたの送ったからー」とか全然違う話題に飛んで
　「メガネはもうどうでもええんかーい！」と思った、という話。
　　　↑
　このネタ好きだったので、TVでもっかい聞きたいかったのですが～。
　まあ“「赤福」の話題には触れたがらない佐和子ママ”ネタだけでよしとするか。

●「白い恋人達」のイントロ、スクリーンまでは映りませんでした～～（涙）。
　いきなり会場後方からの、ヒキの映像に切り替わってしまいました…。
　特定企業のCMになっちゃマズいから？ でもアレが映らないとネタが成立しないのにー。
　（雪と一緒に、販売が再開された北海道銘菓「白い恋人」が降ってたのです。
　で、「安心していただけます」なの。）
　でも「ピアノを弾きながらスクリーンを見上げてウケている鈴木さんの笑顔」でチャラにします。

●最後のMCが、確か
　「CDよりもダウンロードとか、音楽の環境が変わっていく今だからこそ、
　ライブという形でパフォーマンスしていくことが大事だと思う」
　「来年はたくさん歌います！」
　といった内容の話だったんだけど、毎回ライブ最後のMCは、いちばん堅ちゃん“素”というか
　そのとき思っていることを訥々と、考え考え話すから、
　そこがいいんだけど、確かにまとまってないのよね（笑）；
　そのためか、内容が重なるインタビュー映像に切り替わっていました。

今回、レポも書けずじまいだったので（だからTV放送が余計に嬉しかったんだけど）
他にも「ここがカットされてたよー」って箇所がありましたら、
ご教示いただけると嬉しいです♪




= 追記=

おー！でかいの書き落としてた！
「キャンバス」のMCで、「僕にとっての青春は、まさに大学4年間で…」って
夜中に「会いにきて」と電話で泣く当時の彼女の家まで、
「普通ならタクシーに乗るんだろうけど、なんせ“青春”だから
じゃあ線路の上を行くのがいちばん近道だろう、と」
6駅ぶん、線路の上を歩いて行ったらしい。
スタッフの間での“青春自慢”では「僕がいちばん勝ちでしたね！」と自慢していたが
放送では全カット！！
　　↑
私、カットの理由は「――アイドルに恋愛話はご法度か？；」と思ったけど、
よくよく考えたら、線路の上を歩いてる時点で放送NGでしたな。
（夜中でも貨物とか線路点検用の電車が走ってるからね、危ないっスよ…；；）
そういや、当時の彼女の名前も「○子ちゃんって言ったんですけど」ってポロッと言ってたし。
堅ちゃんのノーガードMCには慣れているので、
ライブでその場では別にあわわ～；とか思わなかったけど
これで放送できるわけないぢゃん(T T)

= 追記2 =

あ、今になって（放送後１週間…）、仕事で新幹線の切符とろうとして思い出した。
さすがにグッズ紹介は放送でカットされてましたね（笑）。
バックを「ちっちゃ！ちっちゃ！」と非難していたわ。

で、なんで今になって思い出したかというと。

グッズのプランケットの紹介するときに、
「飛行機のブランケットとか、持って来ちゃだめですよ。
あれ、でも鈴木さんは、新幹線で……？」
って、鈴木さんを振り返ったら、にらまれたみたいで；
「いや、そんなことはないですよね（笑）」みたいなやりとりがあったのですよ。確か。
で、私そのときに「堅ちゃん…グリーン車乗ってるのねっ！」
と、ジトーッと嫉妬のまなざしで見てしまったことを思い出して；

（いや、FC会誌によく載ってる携帯写真でも、
照明の色やカーテンの色とかでそうだとは思っていたが；
私、仕事と私用で、今まで何十回と新幹線に乗ってるんですけど、
こないだ初めてグリーン車に乗ったんですよ～。（差額は自腹；）
ブランケットあるわ、フットレスとあるわ、おしぼりもらえるわで、びっくりしたわー…；いいな～）