疑惑のアルシェ

以前、手に入れたバイオリンに付属していた「アルシェ」の弓です。

毛も伸びていたし松脂が黒く変色してこびり付いてたので、使うこともなく仕舞ってありました。毛を変えてみるのも一興と思ってフェルールを押し出しながら気が付いてしまった。

写真は半月状のフェルールを半分外したところです。
何かおかしいぞ・・・あっフロッグがプラスチックで出来てる。
アルシェってプラスチックのフロッグを使った安物なんかつくってなかったと思うけど、OEMで有るんだろうか?

それにしてもフロッグに木の楔がないのに気が付かなかった。目が腐ってた様で、刻印しか見てなかったぞ。

うーん、これは偽物贋作か・本物の安物アルシェか。

でも竿の刻印は「ARCHET」だわな。この刻印なら現行で価格3万円+税だ。
高いのは「ARCHET A TOKIO☆」刻印で、わざわざ安物の贋作を作るのか?

ていうことは、フロッグが破損して安物を使って修理したのか・・・いやいやフロッグってそんなに破損しないだろ。

やっぱり杉藤あたりの安物セット用OEMなんだろうかな。

追加　PE1000っていうフロッグがプラのモデルがありましたよ。でもなぁ、木の楔は使うだろ-普通は、って気がします。