一週間前の今ごろ・・・

ココが家の下で必死に呼んでいた日から、まる一週間が過ぎました。
ちょうど先週の今ごろの時間、下に見に行ってココを見つけたんだなあ。
ほんとあっという間です。

鳴声がしだした夕方すぐに見つけていれば、あんなに体に虫がつくことはなかったのかなあ、獣医さんにもすぐに連れていけて、ミルクも飲ませることができたのかなあ・・・なんて、また今更しょうがないことも、考えたりしてしまいました。
でも、いやな思い出し方では決してないんです。
ココのことや、応援してくれた皆さんのことを考えると、やはり今でも心があったかくなるような、そんな感じです。

実は２１日の月曜日から、一週間の短期の仕事に入ることになってたんです。でもココを拾ってしまい、これはしばらく身動きがとれないなあと、日曜にその仕事を急きょキャンセルせざるをえなくなりました。
派遣元にも迷惑かけてしまって、本当に申し訳なく思ってたんですが、にも関わらずまた以前よりもいい仕事の話を紹介してくださったんです。
そして月曜から私も新たな職場で再出発。
全くやったことのない仕事でかなり不安もあるんですが、ココからもらった勇気を胸に頑張りたいと思ってます。

首が張ろうと肩が凝ろうと・・・

獣医さんから帰ってからは、大体ミルクを少し飲むと１時間くらい眠って、またミーミー鳴き出して、排尿させてまた少しミルクをあげて・・・という繰り返しでした。
ミルクももう飲まない、おしっこもうんちももうでない。なのにみーみー鳴いている時は、とりあえずお湯の入ったペットボトルの上に布をあて、その上にココを乗せて抱っこしてると、そのうち眠ってしまうので、寝入ったところで保温した箱に入れてました。
しかしそのうち、箱に降ろすと目を覚ましてしまい、一生懸命抗議するんです。抱きあげると泣きやむ。
こりゃ、すっかり抱き癖をつけてしまったんだろうか？？と思いつつ、なんともそれが愛しくて・・・。
すぐにミルクをあげられるよう、台所の椅子に座ったり、疲れてくるとリビングで半分横になったり、なんとか姿勢に工夫して抱き続けてました。
そして気がつくと、土曜日のちょっとのお昼寝以来、ほとんど寝てませんでした。２．３時間ココと一緒にうとうとしていたくらいで、まる２日間よく頑張ったなあ～と我ながら感心（笑）
月曜の夜にお風呂にゆっくりとつかった時、首も肩もガチガチに凝っていたことに気づきました。
人間、一生懸命になるとなんとかなるもんなんですね。

お母さん？？

今買い物から帰って来る時にココを拾った場所を通ったら
見慣れない三毛猫が座っていました。
この近辺で他に三毛をみかけたことはなかったので、ひょっとするとあれはココのお母さんでは？？
駐車場に人がいたので写真を撮ることはできませんでした。
目を細めて座ってたんですが、毛並みは悪くないものの痩せているのがあきらかにわかります。
今度行った時、こっそりと食べ物を置いてこようかなと思いました。

動物病院デビュー

今までインコ・ウサギ・十姉妹を飼ったことがありますが、どれも病院に行く様な必要にせまられた事がありませんでした。
‘動物のお医者さん’というマンガは大好きで読んでいたんですが、実際に足を踏み入れるのは初めてです。
ココの事も心配ですが、正直、お財布の中身もかなり心配でした^^;
朝開いたばかりにも関わらず、満員で座るところもないくらいです。猫は一匹、後はみな犬ばかりで賑やかでした。
診察してもらった後で洗浄に15分。ミルクに哺乳瓶を買い、計六千円ほど。お金も足りてほっとしました^^;

名前の由来

日曜の朝、ココを動物病院に連れて行った時、まだ名前もつけていませんでした。
三毛だからミケとか、みーみー鳴くからみーちゃんとかも頭をよぎったんですが、なんかせっかくだからもっと素敵な名前をつけてあげたいと思い、迷っていたんです。
実は猫を飼ったら私の大好きな「シャム猫ココ」シリーズのココに因んでなんでココと付けたいとは思っていたんです。
それにココが家の下で一生懸命鳴いていた時、「私はここよ！」って呼ばれている気がして…。
「あなたココなの？」そう呼び掛けると「みぃ！」
これで決まりでした(^_^)

ミルクとの格闘

ココに授乳する上で大変だったのは、これは人間の赤ちゃんでも同じだと思いますが、哺乳瓶等の器具の殺菌でした。
とにかく母猫の初乳を飲んでいないココは、色んなものに対する免疫がないだろうから、手洗いや殺菌を徹底しなきゃいけない！とかなり神経質になりました。
しかし１０ｍｌ作っても一口飲むか飲まないかのココなので、ミルクは当然余ります。時間がさほどあかない様なら１回は本体部分だけレンジで温め直しました。レンジ加熱も殺菌になると聞いたことがあったので。
それでも猫ミルクはかなり濃いので、なんか温めなおすと余計美味しくなさそうで・・・。
常にお湯は用意しておいて、赤ちゃん用洗剤で洗って煮沸して、おしりや口元を拭いてあげる用にお湯を冷まして置いておいて・・・。
とにかくミーミー泣き出すと慌ててしまって、器具をお湯から取り出す時、指に何度かやけどしてるみたいでしたが、その時は痛がってる暇もなし！って感じで（＾＾；
うちに子供はいないんですが、いとこの子供のベビーシッターをしていたこがありましたが、でもやはり自分の子ではなかったのでまだ楽ちんだったのかな？これが仔猫じゃなくて自分の子供だったらもーーっと大変だったんだろうなあと考えたりもしました。
家事どころでなかった私のために買い物したり、日曜の夜から泊まりにくることになっていたお客様の世話をしたりと、全て主人にまかせっきりでした。
私がココのお母さん役だったなら、主人は慣れないお父さん役を立派にこなしてくれたなあと、とても感謝しています。

画像はココが使ったミルクと哺乳瓶、スポイトです。
一緒に埋めてあげようかとも思いましたが、ミルクの匂いで掘り返されてしまうのも可哀想なのでとってあります。
これを見るとまた泣けてきてしまうんで困りものなんですが（＾＾；；

これから先は・・・

我が家にやってきた仔猫は「ココ」と命名されました。
そして２日間の生を全うし、天国へと旅立ちました。

ココのこと、これから先は想い出話になっちゃいますが
思いつくままに書き記しておきたいと思います。
それが自分なりの癒しの方法かなって・・・・。

画像は、家に来て獣医さんに行くまでの間に撮ったものです。
体が温まったせいか、こんこんと眠っています。

ミルクをなかなか飲まない

獣医さんに行ったところ、虫はなんとハエが卵を生みつけた蛆とのこと！ひょえ～～。
それも超大量でもぐりこんじゃってるので、かなり厄介らしいです。
今日はとりあえず洗浄してもらったので、明日かあさってにまた連れてきて下さいとのこと。
しかし獣医って話には聞いてたけどやっぱ高いわ（涙）
どうも犬が多い獣医なんで、やや心配だけどとりあえず流行ってるので大丈夫かなあ。
１１時ごろミルクを２滴ほど飲んでおしっこしました。
あまり思ったより飲んでくれない（涙）
何が悪いんだろう？？とにかく試行錯誤しながらやるしかない。
まるで赤ちゃん産んだような忙しさです(^。^;;

子猫が・・・

大変です。夕方四時くらいから子猫が家の下あたりでミーミー鳴いていて、見にいったんですがみつからなくて。
それでも鳴声は断続的に続いていて、夜中三時ごろ見に行った時、駐車場のかげに落ちている子猫を発見しました。
まだへそのおがついたままです。
とりあえずアンカの上にタオルをしいて寝かせてますが、体には羊水が乾いたあとや、ダニなどいっぱいついてます。
まだ時々ピクピク動くのでかろうじて生きているとわかります。
幸い近所に日曜も朝からやってる獣医を見つけたので、朝一番で行ってこようと思います。
何かの縁でみつけた子猫。なんとか頑張って生き延びてくれることを切に願っています。