秋晴れの休日、コロンを連れて里山を散歩しました。途中マウンテンバイクに乗った人が山へつながる道を登ってゆきます。
のどかな里山の風景。柿が熟しています。
石梨も実りました。
ゲンノショウコとイヌタデ。
そしてオトコエシも咲いています。
民家の庭先にはシュウメイギクが可憐な花を咲かせていました。
宝光寺へ向かう道の石垣一面にピンク色の小さな球状の花が咲いています。ヒメツルソバ(ポリゴナム)というヒマラヤ原産の植物だそうです。
花には沢山の昆虫が蜜を求めて集まっています。こちらはベニシジミという小さな蝶です。
小さくて可愛いピンクの花とコロンの写真を撮りました。
宝光寺の坂道を登ると保育園が有ります。門前にミッキーとミニーの石像が有りました。
コロンがミッキーに何か話しかけています。「一緒に写真撮ってもいい」と言ってるようです。
「はいチーズ」。よく撮れました。
この界隈は時代劇のロケに使われそうな雰囲気です。
更に奥に行くと秋川霊園の駐車場となります。駐車場の近くには沢が流れています。この地は昔「鹿の湯」という温泉宿が有りました。怪我をした鹿がこの沢の水に足を浸けている姿を旅の僧が見て温泉を開いたという伝説が残っています。今は史跡として保存されています。
近くには「鹿の広場」と呼ばれる雑木林の広場が有ります。
普段は保育園の園児の遊び場になっていますが休日の為誰もいません。
コロンは広場を駆け回りました。
大きな落ち葉をコロンが見つけました。
何の葉っぱでしょうか?上を見上げると大きな緑の葉が残っていました。ホオノキの葉っぱです。葉は芳香があり、殺菌作用があるため食材を包んで、朴葉寿司、朴葉餅などに使われているそうです。また、落ち葉となった後も、比較的火に強いため味噌や他の食材をのせて焼く朴葉焼きといった郷土料理の材料として利用されています。
日差しが強く歩いていると汗ばんできます。コロンに水を与え帰路に。
家の坂の途中でコロンがニホンタンポポの花を見つけました。
タンポポの花に思わずニッコリのコロン。飼い主同様、花に興味が有るようです。
家に入ると楽しかったのか、笑顔がはじけました。