紀貫之だって？

お隣の『福神社』
時たまこの日記にも登場します。






とても丁寧な初老・・・よりも少し過ぎた紳士が、
お店のドアを開けて、


「お隣は紀貫之が祀られてるんですかね」と。


ええええ～～～～。



しらんよ。
知らん。

知らない(笑)



「あーそうですかー」

とちょっとがっかり。

私にはｉphoneがあるぜ。




ご神体は白蛇さんという事は知ってる。
大家さんがまだご健在だった頃、
本殿の裏から出てきはるのを二回見たと話してはったから。

私はまだ見たことないけれど、
毎日お参りしてお水を撒いて大切にしてる。



そんな話をしながら、検索。
・・・紀貫之を祀っている・・・らしい？
としか出てこない。

詳しい歴史はきっと埋もれちゃったんだね。


読めない漢字ばっかりで、勉強不足で恥ずかしいと言ったら、
笑ってくれた。
「趣味なんですよ。慣れてない人は読めないものです」って。

ほー。
きっとお勤めを終わって、
あちこちの社寺仏閣や歴史を訪ねるのを楽しみしてはるんだろうな。



　　人はいさ　心も知らずふるさとは　花ぞ昔の　香ににほひける



百人一首にありました。
小学校6年の冬休みに１００首覚えるって宿題を出されたことがある。
一つも覚えていないけれど、
検索で出てきたらスラスラ読める。
記憶のどこかにあるんだね。


さすがに小学生の時にこの歌の意味はわからなかったけれど、
今読むと切ないものです。
解釈は山のようにあるけれど、私は愛を唱えているんだと思う。



今朝の真央ちゃんも。
あの、笑顔は愛だ。