よぉしっ。これで3人になったな…
えっと、後は…
「じゃあ、みんな起こしてこよっ。手分けして探せば早いもんね」
「ドンヘ、ちょっと待てよ。起こすも何も、急に南京なんて行けないだろっ。明後日、上海に行くからその時なんとか時間作ることを考えよう」
そっか…そうだよねっ。
ハンギョン兄さんの言うとおり、今すぐには無理だもんね。
気ぃ抜けたらなんだか眠くなってきた…
「おっ、おい。ドンヘ!俺のベッドで寝るなよっ」
ハンギョン兄さんが何か言ってるけど…
眠気には勝てなくて、そのまま夢の中に飛び込んだ。
北京から上海へのフライト。
次から次へとスケジュールが詰まってる毎日で、貴重な睡眠を確保できる時間だけど、今日はなんとかヒチョル兄さんの指令をクリアするために入念な計画を練らなきゃね。
ハンギョン兄さんの隣の席をキープしてたシウォンと無理やり交代して、打ち合わせを始めたんだ。
「…で、今日のリハって何時までだっけ?」
「6時。上海から南京まで列車で2時間ちょっとだから…上手く列車に乗れたとしても着くのは9時…上海まで帰る時間を考えるとちょっと厳しいな…」
「そ…そんなぁ~。どうにかできないかな…なんとかあのマスクを兄さんの元まで届けないと…俺…」
そんなこと考えただけでも身震いしちゃうよ。
「ドンヘ…。あ~もう、俺がヒチョルに電話してなんとか説得してみる…」
「ダメ、ぜっ~~~たいそれダメ!!!後でヒチョル兄さんに怒られるの俺なんだよ。他に方法ないか、もうちょっと考えようよ」
「う~ん、こうなったら…泣き入れるしか無いかもな。1時間早くリハが上がれるように頼んでみるか」
「おお~。俺も兄さんと一緒に土下座するよっ」
“大げさだな…”って笑いながら俺の頭をくしゃって兄さんが撫でた。
「そうだ、ドンヘ。南京にはシウォンは連れていけないからな。まだ足を引きずってるからさ」
「わかってる。あいつステージじゃ無理して動いてるけど、ホントはまだ完全に治ってないからね。このことを知ったら絶対シウォンはついてくるからさ~。ヒチョル兄さんのためなら、たとえ火の中水の中…って感じだもんね」
「ハハハ」
「シウォンには絶対バレないようにするから!兄さん、俺に任せといて」
ヒチョル兄さんのくだらない(いや、大切な)指令もこうやって任務遂行計画を立て始めると、なんだかワクワクしてきたり…
俺の血が騒ぐってーの?
ちょっとだけでも寝るっていうハンギョン兄さんを横目に、俺は頭ん中で今夜のシナリオをグルグルと回していた。
「リョウク、ヘンリー、何やってんだよっ。この列車逃すとせっかく立てた計画がダメになるんだぞ」
ジリリリリ…と発車の合図と共に列車に飛び乗ってきた二人に、俺はつい言葉を荒げた。
「ドンヘ、落ちつけって」
席を立ちあがったままの俺の腕を掴んで、ハンギョン兄さんが座るように促した。
「リョウク兄さん、その抱えてる袋って何?」
俺の目の前に座っているキュヒョンが興味深そうに聞いている。
「…これは…お菓子…」
「お菓子ぃ??アハハ。な~んか遠足みたいでいいねっ。でも、リョウク兄さんがそんなことまで考える余裕なんてないから…」
「…俺だよ…俺が頼みましたっ」
「やっぱりね…」
「まぁ、まぁ。ドンヘもキュヒョンもそんなことどーだっていいよ。夕飯もまだでお腹空いてるし、せっかく買ってきてもらったんだから、お菓子食べようよ」
「そうだな。チョウミの言うとおり、南京まで2時間もあるんだから小腹でも満たしておこう。みんなのことを考えてくれたんだもんな、ドンヘ。それにいっぱい食べるだろうって、リョウクとヘンリーが考えて買ってきてくれたんだよな」
ハンギョン兄さんとチョウミは、こうやっていつも俺たちをまとめてくれる。
俺ももうちょっと成長したいな…
「あーーーーーっ、そのチョコ、俺まだ食べてないっ」
リョウクとヘンリーが両手いっぱいに抱えてきたお菓子だったけど、あっという間に食べ終えてそのまま皆んな南京まで夢の中。
俺はハンギョン兄さんの肩に持たれながら、なんだかわかんないけどとーってもイイ夢を見ていた。
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えっと、後は…
「じゃあ、みんな起こしてこよっ。手分けして探せば早いもんね」
「ドンヘ、ちょっと待てよ。起こすも何も、急に南京なんて行けないだろっ。明後日、上海に行くからその時なんとか時間作ることを考えよう」
そっか…そうだよねっ。
ハンギョン兄さんの言うとおり、今すぐには無理だもんね。
気ぃ抜けたらなんだか眠くなってきた…
「おっ、おい。ドンヘ!俺のベッドで寝るなよっ」
ハンギョン兄さんが何か言ってるけど…
眠気には勝てなくて、そのまま夢の中に飛び込んだ。
北京から上海へのフライト。
次から次へとスケジュールが詰まってる毎日で、貴重な睡眠を確保できる時間だけど、今日はなんとかヒチョル兄さんの指令をクリアするために入念な計画を練らなきゃね。
ハンギョン兄さんの隣の席をキープしてたシウォンと無理やり交代して、打ち合わせを始めたんだ。
「…で、今日のリハって何時までだっけ?」
「6時。上海から南京まで列車で2時間ちょっとだから…上手く列車に乗れたとしても着くのは9時…上海まで帰る時間を考えるとちょっと厳しいな…」
「そ…そんなぁ~。どうにかできないかな…なんとかあのマスクを兄さんの元まで届けないと…俺…」
そんなこと考えただけでも身震いしちゃうよ。
「ドンヘ…。あ~もう、俺がヒチョルに電話してなんとか説得してみる…」
「ダメ、ぜっ~~~たいそれダメ!!!後でヒチョル兄さんに怒られるの俺なんだよ。他に方法ないか、もうちょっと考えようよ」
「う~ん、こうなったら…泣き入れるしか無いかもな。1時間早くリハが上がれるように頼んでみるか」
「おお~。俺も兄さんと一緒に土下座するよっ」
“大げさだな…”って笑いながら俺の頭をくしゃって兄さんが撫でた。
「そうだ、ドンヘ。南京にはシウォンは連れていけないからな。まだ足を引きずってるからさ」
「わかってる。あいつステージじゃ無理して動いてるけど、ホントはまだ完全に治ってないからね。このことを知ったら絶対シウォンはついてくるからさ~。ヒチョル兄さんのためなら、たとえ火の中水の中…って感じだもんね」
「ハハハ」
「シウォンには絶対バレないようにするから!兄さん、俺に任せといて」
ヒチョル兄さんのくだらない(いや、大切な)指令もこうやって任務遂行計画を立て始めると、なんだかワクワクしてきたり…
俺の血が騒ぐってーの?
ちょっとだけでも寝るっていうハンギョン兄さんを横目に、俺は頭ん中で今夜のシナリオをグルグルと回していた。
「リョウク、ヘンリー、何やってんだよっ。この列車逃すとせっかく立てた計画がダメになるんだぞ」
ジリリリリ…と発車の合図と共に列車に飛び乗ってきた二人に、俺はつい言葉を荒げた。
「ドンヘ、落ちつけって」
席を立ちあがったままの俺の腕を掴んで、ハンギョン兄さんが座るように促した。
「リョウク兄さん、その抱えてる袋って何?」
俺の目の前に座っているキュヒョンが興味深そうに聞いている。
「…これは…お菓子…」
「お菓子ぃ??アハハ。な~んか遠足みたいでいいねっ。でも、リョウク兄さんがそんなことまで考える余裕なんてないから…」
「…俺だよ…俺が頼みましたっ」
「やっぱりね…」
「まぁ、まぁ。ドンヘもキュヒョンもそんなことどーだっていいよ。夕飯もまだでお腹空いてるし、せっかく買ってきてもらったんだから、お菓子食べようよ」
「そうだな。チョウミの言うとおり、南京まで2時間もあるんだから小腹でも満たしておこう。みんなのことを考えてくれたんだもんな、ドンヘ。それにいっぱい食べるだろうって、リョウクとヘンリーが考えて買ってきてくれたんだよな」
ハンギョン兄さんとチョウミは、こうやっていつも俺たちをまとめてくれる。
俺ももうちょっと成長したいな…
「あーーーーーっ、そのチョコ、俺まだ食べてないっ」
リョウクとヘンリーが両手いっぱいに抱えてきたお菓子だったけど、あっという間に食べ終えてそのまま皆んな南京まで夢の中。
俺はハンギョン兄さんの肩に持たれながら、なんだかわかんないけどとーってもイイ夢を見ていた。
癒されましたぁ(^_-)-☆
続きってあるんですかぁ?!
楽しみにしてまぁす\(^o^)/
癒しをありがとうございましたぁ(*^^)v
よく見つけましたねww
なんか感動~~~♪
可愛いかな?そう言ってもらえるとすごく嬉しいですww シュエムを書く時はその点だけは押さえるように気をつけているんですww
続き…頑張りますっ。
事件を解決させるまでは、Mメンを働かせますよっ(笑)