愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

犬のアレルギー対応食の選び方

2010-06-14 23:47:22 | ドッグフード


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★アレルギー対応食の選び方

犬が食物性アレルギーの可能性がある場合には、アレルギーの原因食材を避けて、体内にアレルゲンを入れなくすると皮膚炎や下痢などは治るはずです。

しかし、フードに含まれる有害物質が原因で、食物アレルギーのような症状を起こしている犬も多いので、有害物質が極力少ないフードにすることも同時に必要なことになります。

多くの犬達が、処方食を食べていてもアレルギー性皮膚炎が治らない原因も、アレルギー食で、安全なフード、栄養バランスが良いフードが少ないことが原因と言われています。

★トウモロコシ・大豆・小麦を使っていないフードにする。

安全なドッグフードでは、トウモロコシ類・大豆・小麦を使っているところは....

大多数のドッグフードの主原料は、トウモロコシ・コーングルテンミール・コーンフラワーなどのトウモロコシ類、大豆・大豆ミール、小麦などが使われています。

このような原材料が不可の理由は別記事にありますのでそちらを参考に!

★農薬・化学薬品・合成酸化防止剤など有害物質が少ないフードにする。

農薬・化学薬品・合成添加剤などの有害物質は、犬のアレルギーやアトピーの原因になります。

犬のフードやおやつには、人間では食用に禁止されている農薬や残留農薬基準値を超えた農薬が含まれた穀類や野菜類など、細菌やウイルスで病気になった肉類やホルマリンやエトキシキンなど人間の食品に添加することが禁止されている化学薬品や合成酸化防止剤など、人間の食品にすることができない原材料が使われているドッグフードが大多数なのが現実です。

このようなことから、アレルギーの可能性がある犬が選ぶフードのポイントは、最低限度でも「人間用の食材」を使用していることが証明されているもので、エトキシキン・BHAなどの合成酸化防止剤、メラミン・カビ毒・サルモネラ菌などの有害物質は、第三者検査機関での製品検査で未検出が確認できるものが必要です。

さらに、減農薬など農薬の量が少ないこと、、家畜肉の飼料に抗生物質や成長ホルモン剤などが使われていないこと、遺伝子組み換え食物が使われていないことなど、人間用の食材の中でも、より安全性が高い等級の食材が使われていることが理想です。

病院での処方食はこの観点で疑問??

★食材を限定したアレルギー食でも、栄養基準に適合しているフードを選ぶ。

犬が体内で合成できない栄養素で、毎日食べ物から摂取しないといけない栄養素は、必須栄養素と言われています。

犬の必須栄養素は、AAFCO栄養基準で規定されていて、実質的な世界基準になっています。

食材を限定したアレルギー食でも、必須栄養素を満たすのは当然必要なことですよね。

★犬の皮膚や被毛を健康につくる良質のタンパク質、脂質、亜鉛やビタミンなどの、質とバランスが優れているフードを選ぶ。

犬の皮膚や被毛をつくる役割をする栄養素は、「タンパク質」と「脂質」です。

その新陳代謝をよくする作用をするのは、亜鉛やビタミンB系などのミネラルやビタミンです。

特に、タンパク質で体をつくる役割ができるは、アミノ酸スコア100の肉や魚などで、しかも高たんぱく質であることが必要です。

脂質も、皮膚や被毛を作る主材料なので、動物性脂肪だけでなく、一価不飽和脂肪酸やオメガ3とオメガ6などの不飽和脂肪酸とのバランスが良く、質が高いことが必要です。

また、ミネラルやビタミンは、亜鉛、ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・葉酸・ビオチンなどが皮膚や被毛と関係しているので、配合されているかチェックが重要!!





皮膚トラブル犬の食事

2010-06-14 23:39:31 | ドッグフード


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皮膚トラブル犬の食事

園長の経験では、安全で栄養バランスが良いフード食の犬は、皮膚病や皮膚トラブルになる犬はほとんどいません。

犬の皮膚と被毛の健康と、フードの安全性と栄養バランスが大きく関係していることがわかります。

★犬の皮膚病や皮膚トラブルの原因

人間のアトピーなども、食品添加剤や農薬などが原因のひとつといわれています。

犬の場合には、人間の食品に添加が禁止されているエトキシキンなどの合成添加剤やホルマリンなどの化学薬品が使われていることが多く、さらに残留農薬基準値を超えた農作物や病気や死んだ家畜肉など、人間の食用にできない原材料が使われているものが大半です。

廃棄されるべき「非食用原材料」のフードが皮膚炎、外耳炎などの原因になるといわれています。

また、犬の皮膚や被毛をつくっているのは、タンパク質と脂質なので、トウモロコシや大豆類ばかりが多い栄養バランスのフードでは、タンパク質の質が低く量も少ないこと、脂質も廃油などで質が悪いことなどから、皮膚と被毛の新陳代謝が滞り皮膚病や皮膚トラブルに!!

トウモロコシやコーングルテンミール、大豆、小麦などを使っているフードが多いので、アレルギーの原因になったり、消化に悪いので慢性腸炎になりやすく、その炎症が外部に出て皮膚炎になることも多いといわれています。

★犬の皮膚病を防ぐ食生活

皮膚病予防も、肝機能の低下を防ぐ食生活と同じで、安全かつ良質なタンパク質と脂質のフードで!

食物アレルギーには、タンパク質を含む肉類と穀類など、複数の食材を使ったものにして、特定のアレルゲンをためないようにすることが基本です。

多くのフードは、トウモロコシ類や大豆類や小麦を使っているので、このような食材を使っていないフードにすることが、アレルギー対策になります。

★園長のおススメ

サーモンなど魚肉を使ったドッグフードを!!





ペットフードの歴史

2010-06-14 23:34:25 | ドッグフード


ペットフードの歴史

1860年にオハイオ州シンシナティのジェイムス・スプラットという人物が、小麦、ビートルート、野菜、牛肉の血で出来たビスケットを販売したのが始まりと言われている。

1930年代の大恐慌時、飼主は安い餌を求めた結果、穀類を増やしたフードが登場し、人気を得たという。

初期のペットフードは、犬の食事ボウルにフードを入れるだけという簡単さと時間の節約という便利さが魅力だった。

1960年代には製粉業者や穀類販売業者は副産物の売り込み先としてペットフード業界をターゲットにし始め、また、場も人間用に不適切で使用不可能な肉副産物をペットフードメーカーに売り始めたそうです。

新鮮肉や野菜の方が食材として優れていると言われていたが、フードが普及する前は、犬はその生活環境の中で見つけられる食べ物を食べていた。

飼主の残飯、また肉屋からの安い端肉やもらってくる生廃肉、ごみ箱漁りで食を繋ぐというように。

だからフードメーカーは工場廃棄物など安価なものを与えても犬は健康でいられると主張し、穀類の外皮、荷粉、人間用として不適切な肉などをドッグフードに利用し、「廃棄物利用」が始まった。

フードメーカーがその製品に、他の食べ物やサプリメントを必要としない「完全食」ラベルを貼り始めた。

ペットフード研究所(ペットフード製造業者の連合)は1964年に1000に上る新聞、RedbookやGood Housekeepingなどを代表とする16の雑誌、91のラジオ局を通して、残飯の危険さと加工ドッグフードを与える重要さを人々に告知した。

1970年代には、有名人のテレビコマーシャル起用、ドッグフードの粒のバラエティ変化、飼主にとって「ナチュラル」で好ましく見えるような着色し、犬の健康よりも飼主に「おいしくて食欲をそそるペットフード」のイメージで売られるようになる。

病気専用に成分構成された「特別食」によって、「犬に必要な栄養を理解するのは素人の一般人には難しい」、という認識が生まれ、ペットの栄養について、飼主自身の常識や判断よりも獣医のアドバイスを受け入れるようになった。

1980年代には、「プレミアム」や「スーパープレミアム」と名付けられたフードが登場。

このフードは犬にとってより栄養価が高いとされ、仔犬用、メインテナンス用、パフォーマンス用、シニア犬用など犬のライフステージごとに異なる成分構成で販売された。

このフードは「プレミアム」と冠しているが、実際は穀類多用、高炭水化物、低たんぱく質という従来のままの成分構成だった。

今日、獣医は未だに穀類ベースの高炭水化物ドッグフード、キャットフードを推奨している。

1990年代、自分達が摂る食事についての栄養知識を増やし始め、それと同時にドッグフードの原材料表示にも注意を払うようになり、いくつかの原材料に疑問を持ち始める。最も疑問視されたのは合成保存料だ。

合成保存料使用に関する世論の圧力を受け、ペットフードメーカーの多くがその使用を廃止、その代用としてビタミンC、ビタミンEを脂肪保存料として使い始め、そして現在に至る。

今日、獣医は未だに合成保存料使用のドッグフード、キャットフードを推奨している。

2000年代、犬種別「○○犬専用フード」と名付けられたフードが登場。

このフードは「犬種別」と冠しているが、実際は異なるのはパッケージのみという従来のままの成分構成だった。

現在も低価格で消費者をひきつけることを最大の目的としたフードのほとんどは、廃棄物を使用し続けており、「健康を促進する」という目的を失っていると言えるだろう。





愛犬の食事に穀類が必要なのか?

2010-06-14 23:29:03 | ドッグフード


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犬は雑食なのか?

犬は何でも食べ、雑食性の動物と思われるが、犬は雑食動物ではない。

犬の体は消化器官は短く、歯や顎は肉を引き裂き、骨を噛み砕くのに適しており明らかに肉食性の動物です。

人間とともに生きてきた犬は人間の残飯を食べることに慣らされてきた。

そのため、犬は植物や穀物をベースにした食事は消化が困難であり、また穀類は炭水化物としてもたんぱく質としても栄養価は低く、早期に栄養バランスを崩してしまうことがある。

犬本来の食事は肉食性で、肉食といってもいわゆるミートも必要だが、さらに重要なのは、草食動物の胃や腸などの内臓を食べることだと考えます。

狼や犬は野生の時代、獲物を捕獲した後、まず内臓から食べ始めていたそうです。

内臓には、犬たちに欠かせない栄養があるからに他ならない。

消化液や消化酵素、さらに驚くべきことに、消化を助けるプロバイオティクス(乳酸菌)が含まれてる。

これらは犬が効果的に栄養を吸収するのに欠かせないものばかりです。

また、アミノ酸が含まれ、犬の筋肉増強に大切な役割を果たす。

犬は草食動物の胃や腸など消化器官ごと食べることで、草食動物が植物から作り出した栄養を摂取できたのですがが、家庭犬となった犬にはそれができない。

犬の健康問題の主原因は穀類と炭水化物にあると提唱する獣医おり、例えば穀類と炭水化物による犬の健康問題には、食糞、低血糖症、糖尿病、肥満などがあげられる。

ではなぜ、ドッグフードに小麦やトウモロコシなどの穀類が原材料として使われるのか。

正肉だけで穀類一切不使用のフードにも園長は疑問を.....

バランスが重要!!

雑学 ヤマイヌの食料

山人の伝承によると、かつて日本産オオカミの食料となっていた大型の草食動物は、ニホンジカとニホンカモシカだったようです。

ヤマイヌが食べていた動物の種類はもはや知る事ができませんから、シカがどれほどの割合を占めていたのかも不明のままです。

限られた種類だけに頼るのは危険でしょうから、他の動物などで補っていたはずです。

日本産オオカミと同じくらいの大きさのコヨーテは、思ったほどシカ狩りをしませんから、伝承だけを頼りにニホンオオカミがシカを多量に獲っていたとするのは危険な考えで、アビシニアジャッカルと同じく小動物が主食だった可能性もあります。

また、江戸時代の日本では死んだ牛馬の多くが捨てられていました。

その牛馬の死体があった筈ですから、日本産オオカミはそれらの死体に依っていたとも考えられます。

日本では獲物の種類が少ないため、ノネズミやウサギ、ヤマドリなどの他に、昆虫や爬虫類・両生類、それに残飯なども日本産オオカミの食料として重要な位置を占めていたかもしれません。


犬=狼=肉食獣?

犬は少なくとも1万年~1万4千年前から人間と共存してきた。

イエイヌは狼に最も近く、遺伝子配列は1%から2%しか変わらないというのは遺伝学的には驚異的な数字なんだそうです。

解剖学的な見地から言うと、狼とイエイヌの消化器は全く同じだということ。

行動学的にも狼に最も近似している。

体高9cm以下、体重1.1kg以下のペンローから体高70cm以上、体重90kgのセントバーナードまで、あらゆるイエイヌは共通のDNA形態を持っており、犬は元々ミアキスを起源とし発生したものだと考えられている。

犬は肉食獣の特徴をもつ

1.口と歯

・1つの関節でつながった、大きく開く口

・食べ物を掴んで細かく切り刻むための短くとがった歯(食べ物をすり砕くためではない)

・食べ物を丸ごと飲み込むための歯と口(噛んで砕くためではない)

 上顎の歯/下顎の歯=切歯3/3+犬歯1/1+前臼歯4/4+後臼歯2/3×2=42本。子犬の乳歯は28本。

2.唾液

人間の唾液には複合炭水化物の分解を助けるアミラーゼが含まれているが、肉食動物の唾液には消化酵素が含まれていない。

すなわち炭水化物を摂取するのには適していない。

3. 消化能力

肉食動物の消化器の長さは、人間のような雑食動物の消化器の3分の1しかない。

肉をすばやく消化するためにこれだけ短くなっている。

肉食動物の胃にはたんぱく質を分解するための濃縮塩酸があり、人間の胃酸性度がpH4から5なのに比べ、肉食動物の胃酸性度はpH1かそれ以下だ。

つまり、元来、犬はベジタリアンではなく、肉食に適した体の構成をしている。

雑学 食肉目(犬)

目 : ネコ目(食肉目) Carnivora
亜目 : イヌ亜目 Fissipedia
下目 : イヌ下目 Cynoidea
科 : イヌ科 Canidae
亜科 : イヌ亜科 Caninae
(補足階級)イヌ族 Canini
属 : イヌ属 Canis
種 : タイリクオオカミ C. lupus
亜種 : イエイヌ C. l. familiaris

狼は食肉目イヌ科タイリクオオカミ種で、イエイヌは食肉目イヌ科タイリクオオカミ種亜種で、イヌ科タイリクオオカミ種亜種は狼から進化したとされており、野生のイヌは解剖学的にもそして、犬の消化器官は何百年もの間変わっていない。

イヌ科については、染色体の数が種によって異なる(オオカミやイヌが39対の染色体を持つのに対して、キツネの仲間は13~32対など)ために交配はできても次世代以降で雑種崩壊を起こす可能性が高い。

ミアキスはネコやイヌのみではなく、「食肉目」という哺乳類を区分する上でも最大の分類項目の始祖に当たる存在です。

つまり現在食肉目に分類されているネコ科18属37種、マングース科17属35種、ジャコウネコ科20属35種、ハイエナ科4属4種、キノボリジャコウネコ科、ニムラウス科、イヌ科10属35種、レッサーパンダ科、アライグマ科7属19種、イタチ科24属55種、スカンク科3属10種、クマ科5属8種、アシカ科7属14種、セイウチ科、アザラシ科10属19種という膨大な数の種は全てミアキスを祖先としているのだそうです。

犬に穀類が必要?

穀類やその他の複合炭水化物は肉食動物の犬にとって消化が困難。

犬は口内に消化酵素を持っていないため、複合炭水化物は前消化されない。

胃と小腸は前消化されていない複合炭水化物を、長時間かけて分解しようとする。

そうすると、ほとんどの複合炭水化物が消化されないまま大腸に送られるため、犬は多量の便を排泄することになる。

ドライドックフードのほとんどがトウモロコシ、小麦、米、大豆といった穀類を主成分にしている。

また、フードメーカーの多くが穀類は良たんぱく質源であると主張しているが、実際は大変消化しにくく、栄養として利用することが難しい原材料になる。

穀類はドッグフードの炭水化物含有量を増やし、その結果として食糞、低血糖症、その他の炭水化物による健康問題を引き起こす。 

市販されているドライドッグフードの大半が少なくとも3種類の穀類を使用、成分の平均50%以上が炭水化物となっている。穀類は安価でペットフードの嵩を増やし、加工も簡単だ。

このためペットフードに大量に使用されている。

適量のトウモロコシ、小麦、大豆、米は犬にとって有害ではない。

しかし、このような原材料は犬が元来食べるものではない。

穀類は肉食である犬にとって適切な栄養素ではない。

専門家が挙げる「炭水化物が持つ利点」の1つは、炭水化物は安価なたんぱく質である、ということだ。

これは、動物は(人間の視点から見て)高価なたんぱく質を利用する前に、エネルギー源として安価な炭水化物が動物にとって利用可能であれば利用する、というもの。

炭水化物量を最小限に抑え、脂肪と高品質のたんぱく質が主成分となった食事が犬には最適で、犬が人間と違うのはこの点だ。

人間が必要とする栄養素と犬が必要とする栄養素は必ずしも同じではない。

ドッグフードの食材については、あまり深く考えることはなかったかも知れない。

なぜなら私たちはこれまで、フードメーカーが発表する犬の総合栄養食であるという点を無条件に信頼し、その栄養の源となる食材までを追求することなく、しかも消化吸収性についてはあまりにも無頓着であったかも知れない。

フード原材料表示に小麦やトウモロコシ、大豆などが並べられていても、当然と思っていたような気がします。

これらの炭水化物により犬の健康が害されているとしたら、本末転倒です。

犬だって肉を食べたいはず。

ただ、飢えをしのぐために与えられた穀物主体のドッグフードを食べているのかもしれません。





あなたは愛犬の食事がどんなものなのか知っていますか?

2010-06-14 23:24:24 | ドッグフード

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あなたは愛犬に与えている食事はどんなものなのか知っていますか?

合成保存料無添加、着色料無添加など、「何が無添加なのか表示する義務」があります。

「保存料無添加!」などという表現のドライフードや、ウェットタイプのフードをたまに見かけますが、正直、疑問です。

なんにも保存料が入っていないのに、なぜ賞味期限が1年~3年以上もあるのでしょう?

本当に保存料を使用していないドッグフードもありますが、それらの商品の賞味期限はとても短く、製造日から3ヶ月くらいが一般的です。

開封後は1ヶ月以内に食べきることが条件となっているものがほとんどです。

(ほとんどの製品にはビタミンなどで酸化防止をしています。完全な保存料無添加のドッグフードは見たことがありません)

『開封後はいついつまでに食べきってください』とか『製造後何ヶ月以内に与えてください』などの表現がどこにも見当たらないのに、『保存料無添加』などの表示があるフードは疑ってもいいでしょう。

私が以前使っていたフードはシンクの下に1年間転がっていてもカビすら出ないりっぱな無添加フードでした。

発見した時は、唖然として何も言えない状況になってしまいました。

皆さんはそんな経験ありませんか?

ペットフードは製造段階で保存料を添加していなければ『無添加』なのです。

原材料やその調達の段階で大量の化学薬品を使用していても『無添加』なのです。

【ドライフード】といっても、10%以下の水分を含有しています。

その上、エネルギー源として動物性油脂(脂肪)が必ず含まれています。

その『動物性油脂』は非常に酸化しやすい性質を持っています。

水分と油分がある肉加工品を、保存料無しで常温での長期保存は自然に考えて無理があります。

安定剤や保存料が含まれている「ハム・ソーセージ」でさえ、常温で1ヶ月も放置すると腐ってきますよね。

また、ウェットタイプのフードはその『しっとり感』を維持するために必ず『プロピレングリコール』や『グリセリン』などの化学薬品が使用されています。

プロピレングリコールは「酸化防止剤」ではなく「保湿剤」だ。

とメーカーは言うかもしれませんが、この化学薬品は、

触るだけで接触性皮膚炎を起こす。

飲み込むと、肝臓、賢蔵、心臓、脳などの障害を引き起こす。

吸い込んだだけでも中枢神経抑制を起こす。

染色体異常や溶血作用もある。

などの『好ましくない』症状を引き起こす可能性のある化学薬品です。

こんな添加物をただの『保湿剤だから・・・』という言葉で片付けられてはたまりません。

自分たち人が食べる材料を購入される場合は特別吟味されるのに、体が小さい愛犬たちの食事への関心は値段だけという方も大勢いらっしゃるのも事実でしょうが、愛犬の食事代を節約すると多額の医療費となることになるというのも事実です。