山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカ出演の
手紙を観てきました~。
九段会館での試写会は2回目。
前回、字幕がうまく見れなかったので、今回はなるべく
通路に近い席をとってみましたー。
と言っても、邦画だから字幕ないんだけどね。
この映画、あんまり期待しないで行ったんだけど・・・思ったよりかは良かった。
犯罪者の兄(玉山鉄二)を持った山田孝之は大学に行くのもやめて、
工場で働いてたのね。
でも、兄が刑務所にいるって分かると、皆ひどい仕打ちをするわけよ。
兄のことがばれそうになったから、工場も自分からやめた。
んで、今度は目指してたお笑いの道に進むんだけど、
それも兄のことがばれてやめた。
兄のせいで自分は差別を受けてるって思うようになったのね。
兄との手紙のやり取りもしなくなるようになった。
でも、ある時に会社の会長に言われるの。
差別のない国を探すんじゃない、君はここで生きていくんだって。
犯罪者が身内にいると本当にこういう扱いを受けるのかもしれない。
どうしても少し違う目で見ちゃうと思う。
普通に皆と同じように見れるよって私は言えないな。
その人には本当に何の罪もないのは分かってるんだよ。
でも・・・なんだろうね。悲しいけど、どうしても同じようには見れない。
犯罪を犯した人は、周りの人に与えたものも罪として
背負っていかなければいけないっていうセリフがあったのね。
そうなのかもしれない。
自分が刑務所に入って、はい、終わりってわけじゃないと思う。
全体的には良い映画だったんだよ。
でも、でもね、どうしても許せないところがあったの。
何でラストに小田和正のあの曲を使うのかな・・・
そこが許せなかった。
あの曲ですよ。ら~ら~ら~って何かの生命保険のCMで使われてた
『言葉にできない』って曲なのかな。
あの曲じたいは素敵な曲なんだけど・・・
よーっし、この曲使って、いっきに泣かせようーってかんじがした。
他の音楽を使ってほしかったなぁ。
あの曲の使用でかなりマイナスになった。
内容はまぁまぁいいんだけどねー。
本読んでみたくなった