そんな○○に魅せられて

【広域情報】ラマダン月に関する注意喚起

外務省の海外安全情報が更新されたとのことで、イスラム教のラマダン月の期間について
注意喚起の情報がメールで届いていました。ありがとうございます。
転載してお知らせします。

(転載ここから↓)

【ポイント】
● 4月13日(火)頃から5月15日(土)頃は、イスラム教のラマダン月及びラマダン明けの祭り(イード)に当たります。
● 近年、ラマダン月及びその前後に世界中で多くのテロ事件が発生しています。
● 外務省海外安全ホームページに掲載されているテロ・誘拐情勢のほか、危険情報、感染症危険情報、入国・行動制限措置に関する情報や各国国内の行動制限等に関する在外公館からのお知らせ等の最新情報の入手に努めつつ、安全確保に十分注意を払ってください。情報収集には「たびレジ」を活用してください。

詳細は以下のリンク先をご確認ください。
(PC)==> https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2021C057.html

(リンク先の本文以下を下記↓に転載します。)

【本文】
1 4月13日(火)頃から5月12日(水)頃(※)は、イスラム教徒が日の出から日没まで断食を行うラマダン月に当たります。例年、ラマダン終了後には約3日間(今年は5月13日(木)頃から5月15日(土)頃)、イードと呼ばれるラマダン明けの祭りが行われます。
※ ラマダン月の期間は、目視による月齢観測に依拠するため、上記日程は直前に変更されることがあります。

2 近年、ラマダン月及びその前後の期間に世界中で多数のテロ事件が発生しています(昨年は、フランス、エジプト、インド等でテロ事件が発生しました。)。特に、イラク・レバントのイスラム国(ISIL)等は、過去、ラマダン月の期間にテロを呼び掛ける声明を発出しています。
 また、最近は、爆弾や銃撃に加えて、車両やナイフなど身近な物を使用して不特定多数を殺傷するテロが呼び掛けられています。

3 以上を踏まえ、以下の安全対策をとるよう心掛けてください。
(1)外務省海外安全ホームページに掲載されているテロ・誘拐情勢のほか、危険情報、「たびレジ」、各種報道等を通じて最新の関連情報の入手に努める。
(2)特に、金曜日に注意する。金曜日はイスラム教徒の集団礼拝日であり、その際、モスク等宗教施設や群衆を狙ったテロや襲撃が行われることがある。本年のラマダン月及びイードについては、4月16日、23日、30日、5月7日、14日が金曜日に当たる。
(3)以下の場所がテロの標的となりやすいことを十分認識し、できるだけ近寄らないようにする。
 観光施設やその周辺、イベント会場、レストラン、ホテル、ショッピングモール、スーパーマーケット、ナイトクラブ、映画館、公共交通機関等人が多く集まる施設、教会、モスク、シナゴーグ等の宗教関係施設、政府関連施設(特に軍、警察、治安関係施設)等。
(4)やむなく上記(3)の場所を訪れる場合は、あらかじめ非常口等の避難経路を確認しておく、周囲の状況に注意を払う、不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる、できるだけ滞在期間を短くするなどの対策に加え、その場の状況に応じた安全確保に十分注意を払う。
(5)有事の際には、現地当局の指示があればそれに従う。特に、テロに遭遇してしまった場合には、警察官等の指示をよく聞き、冷静に行動するように努める。
(6)その他以下の一般的な留意事項にも留意する。

【車両突入型テロに関して】
● ガードレールや街灯などの遮へい物がない歩道などでは危険が増すことを認識する。
● 普段から歩道を歩く際はできるだけ建物側を歩く。
【爆弾、銃器を用いたテロに関して】
● 爆発、銃撃の音を聞いたら、その場に伏せるなど直ちに低い姿勢をとり、頑丈なものの陰に隠れる。
● 周囲を確認し、可能であれば、銃撃音等から離れるよう、速やかに、低い姿勢を保ちつつ安全なところに退避する。閉鎖空間の場合、出入口に殺到すると将棋倒しなどの二次的な被害に遭うこともあり、注意が必要。
● 爆発は複数回発生する可能性があるため、爆発後に様子を見に行かない。

【刃物を用いたテロに関して】
● 犯人との距離を取る。周囲にある物を使って攻撃から身を守る。
【イベント会場、空港等の屋内でのテロに関して】
● 不測の事態の発生を念頭に、出入口や非常口、避難の際の経路等についてあらかじめ入念に確認する。
● 会場への出入りについて、混雑のピークを外し、人混みを避ける。
● セキュリティが確保されていない会場の外側や出入口付近は危険であり、こうした場所での人混みや行列は避けるようにする。空港等では、人の立入りが容易な受付カウンター付近に不必要に近寄ったり長居したりすることはせず、セキュリティ・ゲートを速やかに通過する。
● 負傷などの二次被害を防ぐため、周囲がパニック状態になっても冷静さを保つように努める。

4 なお、テロ・誘拐対策に関しては、以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(パンフレットは、https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_03.html に掲載。)
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは、http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph_10.html に掲載。)
(3)ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル
(マニュアルは、https://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.htmlに掲載。)

(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
 住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
 電話:(外務省代表)03-3580-3311 (内線)2902、2903

(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線3047)
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
 電話:(代表)03-3580-3311(内線2851)
○外務省海外安全ホームページ
 http://www.anzen.mofa.go.jp/ (PC版・スマートフォン版)
 http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp (携帯版)

(転載ここまで)

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