大晦日のタイムズスクエアのボールドロップのライブ中継、
昨年は無観客で、と何度か記事にしていたのにも関わらず、
実際に中継が始まってみると観客がいて、
ライブストリーミングの間にインタビューなどもされていました。
無観客って言ってたのに何でだろう?と思ったら、
2020年の大晦日限定の特別企画で、
事前に「この大変な時期に頑張った、あなたの周りのヒーローを推薦してください」
ということで募集があったのでした。
そして、警察や消防や救急などのいわゆる緊急対応をする人、
医療従事者、学校や介護施設などの職員、食品販売やデリバリーで働く人たち等々が選ばれ、
大晦日のボールドロップの現地での鑑賞に招待されたのでした。
https://www.youtube.com/watch?v=ePC7iHgd-Cc
インタビューを聞いていたら、
非営利団体を組織して病院をサポートしているというアーティスト、
新卒で大学の卒業式は新型コロナのため中止で、今は介護施設でメンタルケアをしているという人、
救急受け入れ病院の医療従事者、等々で
3月以降、新型コロナのためきつい状況になっている現場で働く地元NY市の住民でした。
ほどんどの人が、大晦日のタイムズスクエアでボールドロップに参加するのは初めてだそうです。
一緒に来ていた友人や家族は、口々に「彼/彼女のことをとても誇りに思う」と話していました。
一生ものの体験だと話す人もいて、
確かに辛い年ではあったけれど、ゆったりとタイムズスクエアのボールドロップを現地で見られるなんて
忘れがたい体験には違いありません。
人一倍しんどい思いをされた皆さん、楽しんでいる様子で良かったです。
New Year’s Eve Countdown: Times Square Nearly Empty, Save For Select Frontline Workers And VIP Guests
https://newyork.cbslocal.com/2020/12/31/new-years-eve-times-square-2020/
今年の大晦日には、いつも通りの賑やかなタイムズスクエアになっているでしょうか。
そう願いたいです。