4月も半ばを過ぎ、ようやく春になりきった感のあるNYCです。
朝から爽やかな光を感じると、それだけでもちょっといい気分です。
毎日、我が家の朝食は基本パンです。
先日の記事に書いたいちごスプレッドの他に、パンにつけるものはスーパーの店頭に本当にいろいろなものが並んでいて、
アメリカ人が好きなのはピーナツバターとジャム、PJですね。
特にピーナツバターは日本と比較するとかなりの種類が揃っていて、色々選べます。
アメリカ式は、パンにたっぷりとピーナツバターを塗り、さらにその上にたっぷりジャムを塗ります。
喉の奥までピーナツバターとジャムの味が直撃するので
個人的にはかなりクドい感じがします。
スプレッド以外、私が朝食のお供に時々食べているのはこちらのクリームチーズです。
The Laughing Cow。日本でも「ラッフィングカウ」というブランド名で売られているものです。
ピザを始め色々な食べ物にどっさり乗っているように、チーズもアメリカ人は大好きで
大きめのスーパーに行くと種類も量もいろいろなものが揃っています。
私はそんなにチーズは好きではないのですが、
このチーズは、たまたまコストコで例によって夫がまとめ買いしてきたもので、
食べる前にファンキーなパッケージに引きつけられてしまったのでした。
(うわー、めっちゃ笑てるわ〜)
バサバサまつ毛で少し目を細め口角を上げて笑う、真っ赤な牛の顔の大アップ。
両耳には自分の製品の大きなタグをつけているのでした。
(私はデザインも素人なので検索したら、絵の中に同じ絵が描かれる「ドロステ効果」というものなのですね)
中身は昭和世代にはお馴染みの6Pチーズによく似た形のものが8個入っていて、個装のパッケージにも牛の顔が。
可愛い〜!というにはちょっと無理がある、とにかくインパクト大のイラストです。
家にある時は、冷蔵庫を開けるたびにこの笑顔が否応なく目に入るのでした。
そしてチーズ本体は、イラストの強烈さに反してとてもマイルドでクリーミー。癖の少ない食べやすい味です。
柔らかいのでパンに塗ってもよし、そのまま食べてもよし。
値段もお手頃で、今はスーパーでジャケ買いするほど好きです。
カルシウムも豊富に含まれていて、骨粗しょう症が気になるお年頃にも良さそうです。
この会社Groupe Belは1921年フランスで創業だそうで、今年でちょうど100年。
偶然にも今年の干支は丑。もしフランス人が干支を知っていたら記念の年に何かコラボしたかもしれません。
牛のイラストはWikipediaによると、創業時のオリジナルが1924年にほぼ現在のデザインに編集されたそうです。
この牛も笑い続けて100年近くになるのですね。